姓名判断で読み解く 番外編:政治政党による繁栄と衰亡
樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。
No.30 姓名判断で読み解く 番外編3 ~政治政党による繁栄と衰亡を解く~
初めて「姓名判断で読み解く」をお読みの方はお読みください。
姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。
一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。
姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。
一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。
悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。
この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。
基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。
なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。
そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。
はじめに申し上げておきますが、私は特定の政党や団体を否定、または擁護するつもりはありません。
これからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。
福田康夫首相の突然の辞任表明を皆さんはどう受け止めたでしょう。
私は第21回『姓名判断で読み解く』で福田氏の姓名の暗号を解き、
「就任期間は1年未満であろう」と「家三代の興亡」に照らし合わせ、予言しました。
→No.21 背水の陣内閣 福田康夫首相
成さぬ堪忍、するが堪忍というように、我慢できないことを我慢するのが本当の忍耐というものです。
挫折し、忍耐した魂は世代を変えて目的を果たそうとしますが、福田家では父、赳夫氏の代で半ば目的を果たし、
「家は三代の興亡」の大原則に合わせると余力的に50パーセントの徳分が残っている計算になります。
つまり、当人代は斜陽に向かい、我が意が通らなくなる代であるので先のように申し上げたのです。
父、赳夫氏は約2年間、内閣総理大臣在職しました。
しかし、福田氏は興隆に向かうのとは逆、斜陽に向かう代であったので、就任から1年を待たずに退陣する結果となりました。
どんなに繁栄を誇った家でも三代ほど続くとなぜか精彩を失うのが世の習いです。
完全に潰れてしまわないまでも、築き上げたものが清算されて無になってしまう現象が起こるのです。
これは、昔から言う「盛者必衰」つまりは栄えた者は必ず滅ぶ、という摂理に当てはまり、有限の世界に無限の欲望を抱き、
多くを摂取しすぎた時に起こるとも言えます。
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逆に、経済的困窮が続き、厳しい人生であっても丸三代ほど辛抱すると家が興隆するものです。
つまりは、家系というものは永久に繁栄する事はあり得ず、三代ごとに繁栄と衰退を繰り返すのが自然の法則で、
言い換えれば、全ての家系がまんべんなくその欲望を満足させられるようにできているものなのです。
結党以来53年(2008年11月で54年目に突入)、日本の政治の中心であった自民党ですが、 前任の安倍晋三氏に続き、就任から1年足らず、課題を山積みにしたままでの突然の辞任表明に、 関係諸国との信頼関係が崩れることを危惧する声もあり、もう自民党では駄目だという見方をする識者もいるようです。
小泉純一郎氏(和数・生数とも「中順序型(別称:L型)」(ヨコ系一差))から安倍晋三氏(和数・「隔離型(別称:H型)」(斜め系一差)、生数・「中順序型」(ヨコ系二差))、そして福田康夫氏(和数・生数ともに「中一差型(別称:I型)」(斜め系)と婦の系譜の総裁が続いた自民党は、かつて「平家にあらずは人にあらず」と言われるほどに栄華を誇った平家が源氏に滅ぼされたように、野党と政権交代する時期にきているように思います。
なぜなら、福田康夫首相の年齢72歳(和数・9)で22代自民党総裁(和数・4)、日本国58人目(和数・4)、 で91代内閣総理大臣(和数・1)と、奇跡年度の数字が4つも重なっていることも偶然ではないからです。