姓名判断と運勢の遺伝
人はつながりの中から生まれる
姓名と運勢の研究の中から発見したのは、本人の人生の結果(運勢)は両親と祖父母の人生とその精神性に原因があるということです。 つまり、親から子へと遺伝して伝わるのは、肉体的な要素だけではなく、精神(魂)も遺伝しているという結論に至ったのです。精神的な遺伝の発見です。
親から子へと遺伝する体形や体質、肌や髪の色といった肉体的なものは同形同質を伝えますが、 精神的なもの(魂や感情の遺伝子)は、敗者であれば勝者を狙う、というように『逆』の形で遺伝します。
人は毎日、喜怒哀楽の感情に支配されて生きています。それは、『楽しい』や『嬉しい』といったプラスの感情と、『悲しい』、 『悔しい』というマイナスの感情に大別できます。このうち子孫に遺伝するのはマイナスの感情だけです。
なぜなら、遺伝によって生き抜くための術を子孫に伝えることで進化を促進しているからで、「良かった」というプラスの感情であれば状態を変化させる必要が無いからです。
また、一瞬の出来事によって沸き起る一時的な感情よりも、日々の生活の中で積もり積もったマイナスの感情の方が記憶の中に深く残ります。 それは言い換えると、魂に深い傷が付いたような状態で、深い傷を負った魂ほど子孫への影響が大きいものとなります。
横のつながりも大切
そして、運勢には母親や父親が異なる兄姉の数や、流産や堕胎、受精しても着床せずに生まれてこない化学流産を含む魂の出生ポジションが深く関与しています。 これを魂の出生順位と呼びます。
人は自分と同じ出生順位の子孫で延々と継承しようとします。これは人の種族保存本能の根幹であり、非常に厳粛な法則になっています。
魂の出生順位という兄弟姉妹の横の軸と、家系という流れの縦の軸がこの占いではわかるのです。 すると名前から運勢的な人物像が見事に浮かび上がり、従来の占いでは決して解くことのできなかった運勢の『原因』や『結果』までが解明できるようになるのです。