姓名判断で読み解く:小沢一郎と小泉純一郎
樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。
No.20 小沢一郎と小泉純一郎の祖父母の因縁を読む 解説と鑑定結果 |
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① 隔世遺伝 | |
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父方の祖父からの遺伝 | 母方の祖母からの遺伝 |
中順序型 ヨコ系 一差 | 中順序型 ヨコ系 一差 |
② 直接遺伝 | |
父からの遺伝 | 母からの遺伝 |
<前セ型> 結婚多難運 <総愛型> 養子継承運 <能名型> 名誉挽回運 <受性型> 執念怨念運 |
<影型> 他力本願運 <総行型> 行動強烈運 <受性型> 執念怨念運 |
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小沢一郎と小泉純一郎の祖父母の因縁を読む 樹門幸宰による解説
初めて「姓名判断で読み解く」をお読みの方はお読みください。
姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。
一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。
姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。
一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。
悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。
この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。
基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。
なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。
そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。
私の占いは因果応報をメインにして解く占いですが、それでいて抹香臭い宗教とはなんら関係がありません。
また、特定の政党や団体を否定または擁護するものでもありません。
私がこれからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。
小沢一郎氏と小泉純一郎氏の基礎運の和数と生数は共に「中順序型(別称:L型)」(ヨコ系一差)で、同じ運勢型です。 この型の人であれば、どのような地位や立場にあるお方であろうと、次のように解きます。
この型の人の祖父母(母方と父方)は自我欲が強く、互いに自己主張して譲ることなく夫婦間は常に葛藤があり、 家庭は波立たしく暗いものでした。したがって、この魂が隔世遺伝して孫にでるときは、「一流の人物になって、 誰からも認められたい」という存在感のある人物を目指す魂へと変化するので、自尊心の高い高貴な人物像を描こうとします。
これが吉に作用すると、天晴れ紳士と淑女になりますが、勉強を怠ったり人生の失敗や敗北がないまま成長してしまうと、 ただのカッコマンでツッパっているだけの人となります。
また、血系の流れは婦の系譜の二代目(祖父母代が初代運、父母代が婦の系譜の初代)です。
さらに、この型の人の頭脳的特長は、繰り返し考える“反芻”で記憶する頭脳で、
考えをまとめるまでに一定の時間を要するために即断即決ができず、他人から優柔不断に見られることがあるという短所がありますが、裏を返せば“記憶力が非常に良い”という長所にもなります。
この型は婦の系譜の最たるもので、家族の中での権力、能力、生命力などが男性よりも女性の方が強いという特徴があります。
それは過去に繁栄した代があったため、血系の中で生産力を必要としなくなり、
築いた財産を管理する能力に長けた女性が一姫二太郎型で生まれてくるようになっているし、
配偶者(妻)も婦の系譜からと、女性が主軸となっています。
紙面で揃うお二人の違いは両親からの直接遺伝にあります。
小泉純一郎氏:
前名型(前期名望運)、受性型(執念怨念運)、総画一型(生涯凍心運)、前先型(先徳運)、
総性型(生涯わがまま運)、受動一型(不存在運)
小沢一郎氏:
総愛型(親子断絶運)、影型(影まぼろし運)、受性型(執念怨念運)、総行型(行動強烈運)、
前セ型(結婚不適格運)
主要な影響運だけを読み解いてご紹介いたしましょう。
小泉氏の“姓”にある「前名型」は、名誉や栄誉を重んじる家系であることをあらわし、一族の結束が非常に強いのが特徴です。
古くは公然と愛人や別宅を持つような家系で、嫁いびりや婿いびりの因縁があります。
若い頃から飛びぬけた才能を発揮するタイプの家系ですが、残念ながら運勢は27歳以降にガクッと落ちて晩年は寂しく過ごす人が多いようです。
小沢氏の“姓”にある「総愛型」は、江戸時代の将軍家である“徳川姓”と同じ天下盗り家系であることをあらわし、
三代に一度養子が入って家系を継承します。繁栄すると妻以外の女性との間に子供をもうけることもあります。
独立心が強く、特に家や家族といった愛情面では脆弱です。
社会的には成功して輝かしい業績を残す人も少なくありません。
二人に共通する影響運に「受性型」がついています。
この型の人は物事へのこだわりが強く優柔不断で、なかなか物事を諦められないのが特徴です。
願いを遂げようとする思いが強く、遂げることができないものはいつまでも心に残り、次第に執念へと変化します。
記憶力が良く、強がりで立ち向かうということもあり、“学校の勉強ができて頭が良い”とも言えますが、 記憶力がいいからこそ苦しまなければならないこともこの世にはあります。忘れっぽい人は、そのときにはカーッとなっても、 次の段階では次のターゲットに移っているから、同じ問題では悩むことはなく、対人関係での怨念執念もなくなります。
しかし、それでは物事を成就させるパワーが生まれてきません。やはり、人間は重荷を背負って“魂”の浄化を果たす動物のようです。
また、「受性型」という影響運に戻りますが、政治家という立場ならこの影響運が付くといつまでも執念深く思っているということですから、
公約するマニフェストは実行していただけることでしょう。
また、小沢氏には土佐藩主となった山内一豊と同じく「影型」がついています。
これは、彼を身ごもった母が本人の誕生を素直に喜べない家庭環境にあったときに付く影響運です。
このために彼は婿養子的な生き方をして陰咲きする宿命を負っています。
自分を犠牲にしてまで他人に尽くすような非常に優しい面をお持ちのお方です。
この「影型」は環境によって良くも悪くもなる人生を歩むように仕組まれています。
環境に順応してぎりぎりまで我慢を強いられる運勢型で、本来なら表に出るとか主導権を握ることなく終え、
必ず誰か主を立てて、サブの存在でいるというものだけに今後が心配です。