能力も遺伝する
『もしもあなたの頭が良かったのなら…。』
『能力が高く、勉強や仕事もでき、高給取りなら…。』
きっと日々の暮らしに余裕があって、経済的に苦労を強いられることは少ないかもしれません。
そのような方は、自分はツイているという感覚より、幼少から勉強をし目標を定めた結果、すなわち「自分の努力での今日である」と胸を張って言い切るかもしれません。
現象的にはそれは間違いではありません。ありませんが、もう一つ、何かが足りない気がします…。確かに努力のたまものであって、自分にたいして一級の賛辞を贈るべきでしょう。尊敬に値するものです。
しかし、占術的の見地からすれば、能力の高さは父母と祖父母に感謝すべき事柄です。あなたの経済力や能力、すべてにおいての生き様は、あなた一代が築いたものではないと考えます。積み重なった結果であなたの能力が開花したはずです。
なぜなら、あなたの能力はあなたの一代で完成したものではなく、父方や母方の一族が積み上げて、それを子孫であるあなたが譲り受けたからです。
運勢は遺伝でつくられる
樹門流では運勢は遺伝で作られていると考えています。
遺伝の内容の本質はマイナス(祖父母代と父母代)だったことをあなたがプラスにしようとする大原則があります。遺伝とは精神的な遺伝子のことで、一言でいえば先祖の記憶(負の感情)のことです。
例に挙げると、祖父母が『人生に敗れた』など敗者の感情が脳に刻まれたのなら、孫のあなたは人生の使命を祖父母とは逆に『勝者になる』と、人生の勝者をねらう運勢を歩み、性格は負けず嫌いになります。
(その過程で祖父母が能力において劣勢を強いられたのなら、孫は人生に勝つために、能力面で優秀になって人生を戦う構図になります。)
と、ここまでの話は能力の話をしましたが、次は運勢と能力の話です。
家三代の興亡
残念ながら能力と運勢は『家三代の興亡』の法則と完全にイコールにはなりません。
『家三代の興亡』とは、どの家も三代を周期に興亡を繰り返すことで、初代は家を興隆させて、二代目を初代が興した名や財を維持し、三代目ではそれが無くなり、家が存続の危機を迎えるというものです。何代目かは名前に隠されている(姓名判断)の運勢型で決まります。
まず、初代は能力が高いことが必須だと考えられます。それゆえに初代は免疫力があって、創造性などの才能にあふれ、さらにある時期から運勢が味方をして財や名を残す訳です。
一方で、能力が高い二代目もいますし、三代目もいます。
その違いはズバリ運勢です。具体的には能力があっても三代目であれば、運勢が味方をしてくれないということがあります。それは世界の最高学府を卒業したら絶対に幸せになれるのか、という問いにも似ています。
戦国の三傑:信長・秀吉・家康
名前をバランス(樹門流姓名判断)でみて運勢の種類がわかります。
「タテ型(別称:A型)」や「斜め型(B型)」などのように核となる運勢は12つに分類をされます。
戦国時代の三傑の一人、織田信長は「タテ型」という運勢型です。この「タテ型」は『家三代の興亡』でいうと二代目に相当します。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑は戦国時代の中で、他の戦国大名よりもずば抜けた能力、頭の良さがあります。
ご存知の通り、最後に天下を制したのは徳川家康(が率いる徳川家)です。
秀吉や家康も天才の部類ですが、それを上回る能力が信長にはあったと私は思っております。ですが、歴史の結果はその能力ではなく、名前に隠された運勢に導かれた結果なのです。
『家三代の興亡』でみると、「初代運」に該当するのは徳川家康です。
そして「二代目」は織田信長、「三代目」は豊臣秀吉になります。
運勢の強さは初代>二代目>三代目になります。名を馳せるには能力の良さは必須ですが、血を伝える、子孫性を伝えるのには名前の運勢の良さが必要となります。
もし、あなたの能力が豊かなら、まずは初心に帰り、自分の存在自体を親に感謝することが大切です。
あなたは何代目でしょう。
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使い方例
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