誕生後14日以内
赤ちゃんが授かった時、名前をつける適切なタイミングがわからないという方がいらっしゃると思います。第一子の赤ちゃんのご誕生であれば、それはなおさらなことでしょう。
法的に出生届けは生後14日以内に提出する必要がありますから、それまでに名前を決めてあげる必要があります。
実際のところ、赤ちゃんの名前を考えるタイミングは、ご夫婦・ご家庭によってそれぞれです。妊娠がわかった時点で考え始める場合もあれば、出産前、性別がわかった時点で考えるようにしている方も多いでしょう。
または「実際に生まれてから、我が子の顔を見ながらギリギリまで考える」という方も意外と多いかもしれません。
では、姓名判断的に赤ちゃんに名付けるのはどのタイミングが良いのでしょうか?
赤ちゃんの名前をいつから考え始めて、そしていつまでに付けるのが良いのかを解説いたします。
繰り返しとなりますが、赤ちゃんの命名は「誕生後14日以内」という出生届けの提出期限に間に合うようにしなければなりません。
ですが、お子さんが誕生してからの日々は子育てに手いっぱいで、あっという間に過ぎてしまったとか、「生まれてから顔を見て考えよう」と思っていても、気が付いたら期限が迫っていた…なんてこともありえます。
ですので、お子さんの誕生以前に、前もってある程度は考えておくことが大切かと思います。
また、命名で男女それぞれの性別にあった文字や音を使うべきでしょうか。
妊娠初期のまだ性別がはっきりわからない時期から名前を考える場合には、男女両方の名前を決めておくか、もしくは男女どちらであっても違和感のない名前を選ぶのが一般的です。
その一方で、昨今は男女どちらともとれる名前のお子さんもいらっしゃいます。
男児に優美なイメージの文字、女児にたくましいイメージの文字を使ったり、さらには中性的なお名前をつけられる場合です。
名前候補を男女分けて考えた方がよい
占いによっては性別によって付ける名前に違いを見せるものもあります。
当姓名判断でも性別の違いで音と漢字を意識します。
つまり、妊娠初期の性別がはっきりわからない時期に名前を考えて、男女どちらであっても違和感のない命名はいたしません。
なぜなら性別による目指す運勢の目的に違いがあるからです。
たとえば、生まれた女の子にとって最高にバランスの取れた名前=運勢の概念は、そのまま男の子に当てはまらない場合があります。
運勢は遺伝で伝わります。
遺伝とは髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指しますが、樹門流占術では精神的な遺伝の情報までも父母、さらには祖父母から遺伝していると考えています。
祖父母が、また父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“精神的な遺伝”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。
これを霊的な意味ではない“魂(精神的な遺伝子)”、「先祖の記憶」と言い換えられます。
その記憶とは何れも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。マイナスだったものをプラスに、その想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。
タテ型(別称:A型)や斜め型(別称:B型)のように、遺伝した運勢を的確にとらえた運勢の器の名称のようなものを「運勢型」と呼びます。それはみなさんの姓と名の名前から判断することができます。
それは個性であり、その個性が引き起こす人生そのものの種類をあらわしています。
「運勢型」が違えば、使命や人生の目的、性質、人生、運勢はすべて異なります。
この前提で申し上げるならば、まだ性別がわからない期間はどんな名前にしようかと考える期間にあて、性別がわかった時点で名前を決定しても遅くはないと言えます。
つまり「いつから赤ちゃんの名前を考え始める」その“始点”は、性別がわかった時点となります。
名前は命の名
行政的には、名前とは一人がひとつの名前を持ち、自分の存在を世に証明するためのものです。そして占い的に名前とは、個人の人生(運勢)を確定するものです。名前は命名された瞬間にその人の運勢や人格を決定づけるものだからです。
名前は命の名です。
ゆえに命名をすることで、当たり前といえばあたりまえ、常に厳しい現実が待ち受けています。
あくまで当方の占術内容になりますが、お子様のお名前次第ではご両親の運勢が淘汰されることもあれば、その逆にご両親のお名前がお子様の運勢をも淘汰することがあります。もちろんその名前だからこそ親子が共存できることもあります。
運勢は遺伝で伝わるがゆえにこのような現象を生むことがあるのです。
また、その名前であるがゆえに、過酷な人生であったり、その名前であるがゆえに将来携わった業界で極める人も出てきます。中には名前によって病弱であったり、名前のおかげで頑健であったり、名前には怖さと神々しさが同時に秘められています。
おのおのの占いで良い運勢としてお子さんにつけられた名前は、必ずしも良い運勢に恵まれるとは限りません。当方で良しとする名前が他の占いでは良くない場合もありますし、逆もしかりです。
それも当然です。みな、占いそれぞれが違う論理で違う構造だからです。
ある占いは「A」の運勢が良いといったり、「B」が吉の名前だと言ったりするわけです。
今回のブログの主旨からは脱線しますが、名付けに使う占いの選択自体が最大のポイントとも言えます。
樹門流名前を付けるオススメのタイミング
新しい名前の運勢が定着するのは丸9年の歳月がかかります。
赤ちゃんの名前を命名してから運勢が定着するのは9年かかるわけです。
生まれたばかりの赤ちゃんは自分の名前を認識することはできませんが、命名された時点からその子の運勢は始動します。
運勢や人格は3歳で33%、6歳で66%といったようにだんだんと成長するにつれ明確になっていき、およそ9歳で完全に名前が示す通りの運勢・人格を持った人となります。
この考え方によると、赤ちゃんがまだ母胎にいたとしても、命名されればその時点で『運勢が定着する9年』が開始し、運勢の方向性が定まるということになります。
オススメする命名のタイミング
当方がオススメする命名のタイミングは次の通りです。
先に述べた通り、「いつから赤ちゃんの名前を考え始める」は性別がほぼ確定したタイミングです。これは当方のお客様でも一番多い命名シンキングタイムの始まりです。
そして「いつまでに付ける」は誕生後14日までですが、新しいパパやママの脳内にその名前を聴き馴染ませてから出生届を出す。それが理想といえば理想といえます。
誕生1カ月から三週間くらい前が妥当で、その余裕さえあれば“いろいろ”と慌てません。
性別がわかった1カ月前までに樹門流姓名判断へ命名のご依頼していただけると、こちらも慌てずに命名にとりかかることができます。
「安産で母子ともに健康で、そして我が子と新しき人生を」
その際には、ぜひ姓と名のバランスの整った『良い運勢の名前』を命名してあげてください。
できれば、他の占いとは全くことなる答えで、ことなる考えにもとづく樹門流姓名判断で、“生きやすさ”を感じられる名前をオススメいたします。
二代目樹門幸宰
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【ホームページで占いたい:魂ゆら占い】https://www.e-tamayura.com/
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