良い運勢
以前ご紹介したことがある、運勢の一つ『順序型(略称:G型)』。
性格的には、相手にマイルドに接して順応、そして社会にも順応するバランス調整型です。それゆえに家族や組織の中で重宝されます。
特出すべきは、樹門流姓名判断ではG型は継続(※)する運勢の代表格であり、究極の運勢転換として「改名」や赤ちゃんの「命名」ではこの運勢をお付けするということです。
ここまでは読んでいて「そんな運勢がこの世にあるのか!!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
もちろんそれは本当のことでもありますが、今日の記事はその注釈:注意点となります。
運勢の仕組みを例えると
あなたの運勢は遺伝でつくられます。
樹門流占術では「その因縁があるからその名前がつく」としています。
因縁とは原因と結果のことで、原因とは祖父母代の出来事がマイナスの想いを生み、マイナスをプラスにするように子の人生、そして孫の人生、運勢を支配します。これが原因に対する結果となります。
遺伝子は生き残りを図り、孫の人生をして再チャレンジするのが運勢の仕組みです。感情も遺伝する、感情の遺伝子なるものが運勢を支配しているとしています。
一番強いのは祖父母からの隔世遺伝、次に父母からの直接遺伝で、数十種類の運勢パターンがあります。
今のクダリをもっとわかりやすいように分解します。
運勢が伝わる経路は二つ、血のつながった実の父系と母系です。
その中で祖父母の遺伝(隔世遺伝)と父母遺伝(直接遺伝)がありますが、その遺伝の構図を例えてみましょう。
祖父母の遺伝(隔世遺伝)
あなたの父方の祖父(おじいさん)と、母方の祖母(おばあさん)、運勢とは、あたかもこの二人にはすごく従順で忠実に言われたことを実行しないといけないサマに似ています。
つまり、祖父と祖母の二人から与えられた大きなスローガンを確実に実行しなければいけません。その二つのスローガンは同じ場合もあれば、全く違う場合もあります。
運勢はまるで命令のようなもので、それを本人は不服とか不満の認識ではなく、自分の強い意志のように実行しようとします。これが運勢の実体です。
父母の遺伝(直接遺伝)
次に父母の遺伝の位置付け(たとえ)です。
祖父母と同様に、お父さんとお母さんの要求を、自分の意志のように実行しようとするのは一緒です。
しかし、その要求は祖父母の次に準じて大切なのものです。ランクとしては祖父母より少し下がるのがポイントです。
その意味ではあなたは祖父母孝行だと言うことです。
また、大きなスローガンが最大二つしかなかった祖父母とは違って、父母のそれは場合によって要求が多くなったりすることがあります。一人ひとりのその要求の数は違います。
また祖父母の要求が、大きなスローガン、いわば旗印で“最優先”だとしたら、父母の要求は“重要”、時に“最重要”と緊急度は違います。
『順序型(G型)』のように祖父母からの最優先事項(隔世遺伝)を基本として、そして父母からの重要事項(直接遺伝)はその基本に“影響”を与えます。
二本立てで構成されていて、運勢は最優先なことにまず取り掛かり、さらには重要なこともこなさなければなりません。それらを実行するのはとてもたいへんなのです。
簡単にはいかない
ここで今日のポイントです。
『順序型(G型)』のように最優先事項が「継続」する運勢だとしても、重要事項が継続を否定するような運勢もあるということです。最重要事項として「継続」を拒否する場合もあります。
レベルの差はありますが、矛盾した運勢が一人の中にある場合があります。
たとえば「葛藤する」ということがあったとします。
その現象はひょっとして、運勢レベルでは矛盾している運勢があるためにそのように葛藤せざるをえない状況に追い込まれたのかもしれません。
ですから、大先生(始祖樹門)や私(二代目)が「改名」や赤ちゃんの「命名」を名付ける場合は、最優先も重要事項も俯瞰して全体をみてお名前をつけます。
要するにバランスがとても大切なのだということです。
このことから最優先事項だけをみて、『順序型(G型)』名付ければよいという考えは危険だと認識してください。
中には犯罪をおかしたり、被害者にあったり、家が断絶をするなんてことも充分に考えられます。
そのカラクリは運勢の構図が複雑に出来ているから起こります。それは人の人生、運勢は単純にはできていないことの裏返しともいえます。
改名・命名のご依頼は樹門流のプロにお任せください。
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