二代目樹門幸宰
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実話かもしれない話
樹門流占い師の二代目樹門幸宰です。
次のようなお子様を持つ親御さんがいたとします。
ですが名前をギリギリまで迷ってしまい、「どうする?こうする?」と夫とケンカ寸前の末に、結局頼ったのは「命名大全」なる“姓名判断”の本でした。
あまり占いを信じてはいない私が結局占いに頼るのはなんとも滑稽な話ですが、その本で「吉」とされている総画数にあわせて名前を選びました。
そして、数年後に今度は第二子に女の子(妹)が生まれました。
ただ女の子の命名は、前から女の子にはつけたい名前があったので、スンナリと名付けることができました。
それから数十年が経ち、私たち夫婦の関係や経済面には全く問題はありません。
第二子の妹は大学までスムーズに、そして就職をして六年目の春に結婚をします。
ところが比較してはいけないのですが、妹の順調さとは違って、上のお兄ちゃんは小さい頃から体が弱く、中学二年の時にその体が弱いことを揶揄されたのか不登校気味となり、高校受験に失敗。そこから十数年が過ぎた今も働くことができない状態です。
お兄ちゃんは今も健康不安が続いていて、無理には就職を進めることはできない状態です。現在はカウンセリングを受けながら社会に出る準備をがんばっています。
決して子を贔屓(ひいき)しているのではなく、お兄ちゃんも妹と同じく一生懸命に生きてきた結果であることはハッキリとわかっています。ただその結果には本人の中で本意と不本意があるかもしれません。
ふと思うときがあります。
なぜ同じ親から生まれた兄弟姉妹でこのように人生に違いが出てくるのか、不思議であって、同時にそれがたまらなく不安で胸が圧し潰されそうな日が多くなりました。
スパークする運勢
冒頭のような話を身近に聞いたことはありますでしょうか。
はたまた当事者として、きわめて近似したような悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
あらかじめ申し上げますが、このような問題があった場合、当姓名判断にて、確実にお兄さんの人生がよくなると言い切ることはできません。
しかしながら、樹門流姓名判断の見地から、不幸の緩和や、より生きやすさを得られる可能性があるかもしれないという観点でお聞きください。
話を戻します。
兄弟姉妹(以下、兄妹)でまったく異なる思考に性格、まったく異なる人生になるのが普通のことだと思います。双子でさえ、同じような人生になることはなく、性格や考え方の本質さえも異なっている部分の方が多いことでしょう。たとえ同じ業種に就いたとしても、出会う人や処遇、待遇も当然ことなっていくものでしょう。
また、仲の良い兄妹、仲が悪い兄妹がいます。同じ親から生まれた兄妹なのに、実際に争うことは少なくはありません。まだ仲が悪くても、お互いがつぶし合うことをしなければ、それは御の字かもしれません。
今日の課題は兄妹の中で人生が優勢・劣勢と別れてしまうように、同じ兄妹であっても、あまりにも高低さがある人生を送らないための方策が、姓名判断、それも樹門流姓名判断的な見地から、見出せるかをぜひご自身の中で考えていただけたらと思います。
そのためにはまず樹門流姓名判断の概要を説明しなければなりません。
樹門流姓名判断とは『運勢は遺伝で成る』とします。
『運勢』とは人生の抑揚、アップダウンの物語のことです。
運勢を分解してみましょう。
1つ、その人に頭脳があります。
2つ、その頭脳がその性格を決めます。
3つ、その性格が人生を選択します。
これらの結果を「運勢」と呼びます。
その運勢を持つ人の能力が高く、思惑通りに人生が進む場合もあれば、思い通りにはならない人生もありえます。つまり、本意に人生を進めることができる場合と、人生が思い通りにいかず不本意に進むという、対極のどちらかのパターンに支配されるかもしれません。
その原因とされるのが「遺伝」です。
運勢は『遺伝』します。
それも逆の性質をもって遺伝をします。
時にマイナスはプラスに、時にプラスはマイナスに変わります。
遺伝されて受け取る側が、プラスの要素を持つ人と、マイナスの要素を受け持つ人に別れるのです。それはあなたの実(じつ)の祖父母、実の父母、そしてあなたの三代間の中で起こる遺伝の興亡と言えます。
さらにいうと遺伝とは『精神的遺伝』のことです。
仮に祖母が人格を否定された一生で、何度もなんども祖母は自分の存在を祖父に認めて欲しいと願ったとします。するとその感情は母を介して孫のあなたに遺伝します。
すると、あなたは何がなんでも人格を認めてくれることを人生の目標とする、プライドが高い性格になります。このようにマイナスがプラスに変わるのが「遺伝の法則」となります。
一方でプラスからマイナスの「遺伝の法則」もあります。
祖父が人の人格をつぶしたり、わがままで他人の面目をつぶすような生涯を送ってエゴイズムを満たしたとします。すると父を介して遺伝された内容は不本意の人生が待ち受けることも覚悟しなければなりません。
あなたは非常に能力が高くても、いつもことごとく相手に人格を潰されて、さも運が味方をしてくれないような境涯を送ることさえありえます。
実は兄妹で運勢が優勢もしくは劣勢になるのは、そもそもはこの遺伝の仕組みの中に内在して、さらに実際の兄妹の名前が名付けられた順番にて、その差がスパーク(導火線となって発火)してしまいます。
兄弟姉妹の順番
兄妹(兄弟姉妹)に名付けられた順番を注意深くみていきましょう。
兄妹に名前をつけるにあたり、運勢をつける順番が適切である必要があります。
たとえば、男三兄弟とすれば、長兄にふさわしい運勢があります。
それは同時に次兄にもふさわしい運勢、そして三男にもふさわしい運勢があります。
この名付けの順番をあやまると、誰かが優勢もしくは劣勢と言わざるをえないほど、差がついてしまうような人生が待ち構えることになります。
順番をたがえて仮に三男が優勢であると、長男と次男の人生がむなしいということもあります。または末っ子だけが劣勢だと感じざるを得ない人生や、次兄だけが病弱で早世なんて、あってはならないことが時に起こってしまいます。
ちなみに病気以外の事件事故による不幸の場合も、この指摘している運勢が発動した結果でおこりえます。名前の、その実体の運勢の順番が違ってしまうと、この世の悲しみを一身に味わう悲劇がありえるのです。
兄と弟も周りの人とは飛びぬけて頭がよく、大学も特待生で世間から注目を浴びた評判の良い兄弟がいたとします。
就職活動にて、兄はスムーズに就職はかなったものの、数年後の弟の就活時には世の中は不景気で、あまたの会社は採用ゼロで就職が叶わず、自分で起業せざるを得ない状況ということもあるかもしれません。
この場合、兄弟の差を分けたのは“時の流れ”です。時流も自身の運勢への味方にしなければならないということです。味方にならなければ、時流に飲み込まれて身動きがとれなくなってしまいます。これもその人の運勢の中にあります。
古くはオイルショック、バブル、リーマンショック、コロナなど、これらを味方にして人生が上り調子になった人もいます。反対にこれらを理由にして、地獄を見たという人もいます。ここにある天国と地獄は名前=運勢が導いたものです。
もう一度申し上げると、兄妹の名前には適切な順番が必要です。
- 上の兄弟をつぶそうとする運勢
- 下の兄弟をつぶそうとする運勢
- 自分以外の兄妹すべてをつぶそうとする運勢
- 反対に、上や下に兄妹がいようが彼らには干渉しないさせない柔い運勢
樹門流姓名判断で命名や改名する際には、この法則を理解した上で“適切”な運勢(名前)をつけていきます。そのことによって、今日の課題であげた兄妹の人生において極端に優勢や劣勢の差を生み出さないように仕向けます。
なぜなら、この占いが狙っているのは巨万の富などではなく平穏無事だからです。
鑑定スイッチをONに…
改めて…この占いは遺伝で成り立つ占いです。
そもそも兄妹の名前をつけた順番が違ったとしても、名付けたご両親には何も罪はありません。その運勢はなるべくしてなってしまうからであって、ご両親に罪があるわけがないのです。みんながみんな、「名前」という運勢の枠にみんな支配されるようになっているのです。
「兄妹の順番が正しいかどうかを知りたい。」
今回の記事をきっかけにして、そのようなお気持ちになられたら、この樹門流姓名判断を知りえたら、それは好転へのチャンスかもしれません。
この姓名判断の道理をしってもらうために、樹門流占い師による直接鑑定をしてもらう必要です。ぜひ鑑定へのスイッチを「ON」にしていただきとうございます。ご縁をお待ちしております。
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