相性の使い分け
姓名判断はさまざまな方面を占うことができます。
人生という全般を占ったり、仕事運、金運をスポットで占うなどです。
そして占いや姓名判断に最初に触れたのは、恋人との相性、もしくは結婚相手との相性を占ったのがそもそものキッカケという方も少なくないでしょう。
占いへの入門篇ともいえるその「相性占い』ですが、二つの種類があります。
一つは恋愛における相性度をみる『恋愛相性』と、もうひとつは結婚における相性度をみる『結婚相性』です。
樹門流姓名判断では、恋愛相性と結婚相性は明確に使い分けが必要だと考えます。
今日はその使い分けを説明します。
相性の正体
恋愛相性と結婚相性の使い分けを説明するために、まずは相性そのものについて考えてみましょう。
最初は現実的に考えてみましょう。
皆さんが恋人やパートナーにもとめる好みのタイプは十人十色の個性です。
要するに、好みはみなさん違います。
恋人やパートナーにスリリングをもとめるひとがいれば、相手に平穏を求める人がいます。
さらには父性や母性を求める人。能力の良さを求める人。容姿の良さを求める人。
おそろく、キリがないほどにさまざまな好み、それから相性が存在します。
これらが表面的な相性要素だとしたら、実際にこの占い、樹門流姓名判断でわかる相性とは潜在的要素です。
たとえば、スリリングを求める人の中に、意中の相手はいつも道ならぬ恋、奥さんがいる男性ばかりを好きになる人がいたとします。
その人は、普通の恋愛では満たされない自分がいて、いわば愛人という非公式の存在にいつも落ち着く自分がいる。もちろん苦しいのは十分承知だけど、ただの背徳感への満足ではおさまらない自分がそこにいる。
当然の帰結のようにそうなってしまう相性も存在します。
そして、そのような女性は現実にいます。
『運勢は遺伝でなっています。』
意味を噛みくだきましょう。
- 運勢とは、頭脳や人生や使命の総称で、必然の結果で運勢は形成されます。
- 遺伝とは、父母などから伝わった精神的な遺伝を下にして性格や人生などの運勢が形成されます。
運勢は遺伝します。
樹門流占いでは、その人の頭脳は性格を決め、その性格が人生を選択します。そしてその人生模様を運勢と呼びますが、その運勢は遺伝で成り立っています。
一般的に遺伝とは、髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指します。
ですが、この占いでは精神的な遺伝、すなわち感情の遺伝子に含まれる情報は、父母、さらには祖父母が生き残りをかけて伝えた魂=“遺伝”であるとしています。
祖父母が、または父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“魂”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。いわばそれは「先祖の記憶」とも言い換えられます。
その記憶とはいずれも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。
マイナスだったものをプラスに、その想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。その情報が名前に隠されています。
もし先の女性が“継続する”名前であれば、結婚適齢期になったところで、道ならぬ恋に懲りて、(普通の)シングルの男性との恋愛に目覚めて結婚。その後いっしょに添い遂げる人生が待っているかもしれません。
反対にもし、“継続しない”名前であれば、結婚適齢期でいったん道ならぬ恋が失恋に終わったとしても、数年後また同じように妻がいる男性と出会い、危険な情事を重ねる。しかし、その恋が終わった頃にはもう出会いがなく最後は一人の人生が待っている。
この例も決して、少なくはないでしょう。
後者の“継続しない”ケースはさまざまな運勢が考えられます。その可能性がある運勢をまず一つをあげると、「存在がない」という運勢があります。
これはその人が生まれた時に両親が「産まなければよかった」と、出生自体を否定した時に誕生する運勢です。
生まれた子にたいして、
「男の子であればよかった」
「女の子であればよかった」
という存在を否定した想いが子の運勢に直結します。
すると本人は否定されないように生きようとします。ですが結果は運勢に翻弄され、主体性がない人生を歩むようになります。
さらにまた、可能性がある別の運勢をもう一つあげますと、『家三代の興亡(※後述)』の中で、絶家代にあたる人が衰退する中で起こす現象ということも考えられます。
絶家代の定義は結婚しない、子供が生まれない、子供が成人しない、軸はその姓が絶えることです。
祖父母や父母とあなたにつながる、あなたの家の中の興亡で、名前によってどの代(初代・二代目・三代目)にいるかがわかります。
まず「初代」にあたる男性は能力や体力の面で優勢で、その家を経済的に栄えさせます。
「二代目」は初代(父)が蓄えた経済性を維持し、男性はどこか頼りなく、しっかりとした女性と結ばれます。この時点で女系化がはじまります。
「三代目」となるとこれまで維持してきた経済性は無くなり、男性は劣勢の立場になり、強くたくましい女性と結ばれます。姓が途絶えたり、没落するなど、家がつながるかどうかの瀬戸際の代にあたります。
いわば、その人にとって自然に欲した現実は遺伝子がよかれと思った結果です。つまり、道ならぬ恋は本能が求めた結果であり、それが継続する・継続しないという道にわかれます。
道ならぬ恋にハマる人とそこにハマらなかった人の差には、樹門流で姓名判断をした(名前の)遺伝子の解で見ることができます。
次に、「継続する・しない」の継続性について明らかにしなければなりません。
継続とは健康がつづくことです。継続とはご飯を食べられる経済力がつづくことです。継続とは愛情がつづくことです。
三つすべてがバランスよく、継続する名前を幸せだと考えます。
これらが持続可能な名前が継続する人で、これらが持続不可能な名前が継続しない人になります。
この継続する人と継続しない人の判断はその時の名前で判断します。
もし結婚前の姓名が継続しない人であっても、反対に結婚後、名字が変わって最後についた名前が継続する人であれば、それを良しとします。
相性の質
相性の良し悪しを二つに分けると次のような定義も可能です。
良い相性
継続する時に出会う相性を最も良しとしています。
(性格が合うのはもちろんですが、その表面的のみならず、相性とはもっと本質的で遺伝がもたらす相性となります。)
悪い相性
継続しない時に出会う相性があります。
性格が合わない、普通に考えても悪い相性もあれば、性格的には合致しても継続性がない組み合わせは悪い相性になります。これは俗にいう、絶家代の相性と呼びます。
または、一瞬の交わりのために出会う相性もあれば、再婚や再々婚で幸せになるための、最初の結婚はまるで踏み台であるかのような相性もあります。
相性という愛情の継続が叶うかどうかは、あなたの名前に科された人生をかけた宿題のようなものです。
良い相性であれば、その果ては夫婦のみにならず、子がいたら、継続する“種”を、子へと良い影響を遺伝要素で伝えます。
その子供はストレス耐性や愛情免疫のように、家が継続化する経験値のようなものが受け継がれます。
一方、悪い相性の果ては、まず当事者の夫婦間では病気やストレス、最悪は精神疾患をももたらすかもしれません。そして子供がいたら、子にストレス耐性の欠乏、愛情の免疫力の類の少なさ、もしくは相性が不一致になりやすい相手を自然と求めることがあります。
他方では相性の悪さは再婚・再縁というセカンドチャンスをもたらす可能性があります。その再婚者をして悪い相性もありますが、良い相性であれば継続する可能性が出てきます。
恋愛相性と結婚相性の違い
相性の質について考えてみましたがいかがでしょう。
相性が生じるのは、仮に街で偶然に会ってお付き合いがはじまったとしても、それはたまたまの出会いでは決してありません。
もちろんどんな出会いにも相性の良し悪しはありますが、それは“魂=精神的遺伝子”でグッと結ばれた相手だからこそお付き合いがはじまると言えるでしょう。
さてさて、今日の本題の恋愛相性と結婚相性の明確な使い分けについてですが、そこには本質的な違いがあります。最後の名前での運勢のめぐり合わせがいかに大事ということになります。
出会いという最初のフィッティングは恋愛相性が必要であり、長期的な継続性を見定めるためには結婚相性が必要になるのです。(内縁相手の相性は恋愛相性がそれに変わります。)
その証拠に大恋愛を経ても結婚後わずか数年で別れてしまうパターンがあった場合、最後についた名前同士の相性が悪い結果と言えるのです。
結婚後の相性が良いのであれば、そのつながりに感謝しなければなりません。
また結婚相性が悪ければその対処法も十分に樹門流姓名判断では用意があります。この占いがある限りは諦めてはいけません。
参考
あなたとパートナーの相性を知りたい方(メニューあり)魂ゆら占い
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