姓名判断の魂ゆら占い

樹門流姓名判断的『金運』の考え方

樹門流姓名判断的『金運』の考え方1

宝くじと玉のコシ

「金運に恵まれて、お金持ちになる。」
だれもが目指すところかもしれませんが、お金持ちだけを目指すのがすべてではありません。

  1. 「宝くじに当たる」「ギャンブルで大もうけ」
  2. 「玉のコシにのる(玉の輿婚)」

前者の1.「宝くじやギャンブル」は一攫千金的で手に入れた後のお金の使い方によっては、今後は楽な生活が送れるかもしれませんし、反対にお金を使いすぎて破産もありえます。
後者の2.「玉のコシにのる」は、一生幸せになるイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょう。お金には困ることのない生活はだれもがあこがれるのではないでしょうか。

前者と後者で質は違いますが、共通項はセツナ的です。
セツナ(刹那)とは一瞬です。一瞬の財運とは、はかないものです。
一瞬で千金が手に入りますが、一瞬で千金はなくなってしまいます。ですので「良い運勢」とは言えません。

家三代の興亡の法則

樹門流姓名判断的『金運』の考え方2
家三代の興亡の法則からいけば、1.の「宝くじかギャンブル」は三代目に多く見られます。一度に大量の運を消費して、家の中にある徳分を完全に消費してしまいます。次代=お子さんがいても、その子は(三代目にあたる)親の恩恵をまったく受けません。
そして、2.「玉のコシ婚」はすでに栄えた二代目の夫に嫁ぐケースになります。二代目ですのでお子さんの代が三代目になります。三代目は衰退代になる可能性がありますので、その意味での刹那の感覚はぬぐえません。
どの家も歴代に渡って同じ品質を保ちながら、永遠に栄えている家は古今東西ありません。
月の満ち欠けのように栄えては衰退、そして栄えるようになっています。

『家三代の興亡』の法則
どんなに栄えた家でも、丸三代過ぎると斜陽します。「初代」は苦心して財産を残しても、「二代目」はその財産が徐々になくなり、三代目では初代が築いた財産を食いつぶします。愛情面も同様に直系が三代目で途切れやすくなったり、子供ができなかったりと、すべてにおいて三代を周期に浮き沈みがあるというすべての家にあてはまる厳粛な法則です。名前で何代目かがわかります。

その人の運勢に相応しい名前がつく

『金運に恵まれた運勢』と銘打って提示する姓名判断は数多く存在しますが、本当の運勢は遺伝でなっているので、そう簡単には『金運』は手に入りません。
当占術の考えは、健康・経済(金運)・愛情の3つがバランスよく整ってこそ幸せであるとしているため、単純に「この画数で命名すれば金運に恵まれます」とはいかないことがミソでもあります。
もちろん、名前を読み解けば、経済的に恵まれるのか苦労するのかは明らかになります。
ですが、これは意識して命名した結果ではなく、祖父母の代とご両親の代から引き継がれた遺伝でそうなるようになっていたからと言えます。

生まれた子が成長した後、裕福に暮らすことができるのか、それとも困窮するのかは原因があっての結果です。お金持ちになるか貧乏になるかは、(一般的な命名では)命名された名前で左右されるのではなく、裕福な人にはそれを示す名前が、同様に経済的に苦労する人にはそれを示す名前が命名されるようになっています。

運勢は親子三代で見ると分かる

家は祖父母、父母、本人という三代を1サイクルとして、繁栄と衰退を繰り返します。
繁栄と衰退、つまりは裕福と困窮、お金持ちと貧乏です。栄えた後は衰退していくのが自然の摂理で、祖父母が裕福であれば本人は困窮するのが当たり前の結果です。
この場合、どんなに悩もうとも『金運に恵まれた人生』からは、ほど遠い運勢の名前が“自然”と命名されるのです。

家三代のメカニズム

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たとえば、裕福な祖父母と父母の家に、孫が生まれたとします。
孫の人生の前半、若いうちは祖父母や両親はまだ健在なはずで、孫自体もその恩恵を受けることができます。家に財があるから、孫も豊かな暮らしが出来るわけです。
ですが、財は無限にあるものではなく、徐々に目減りしていきます。

ですから、人生の前半で裕福な暮らしができたのであれば、人生の中盤には家の財は減り、後半ともなれば経済的に厳しい状況になったとしても不思議ではありません。
逆に、祖父母や両親が貧しく、人生の前半で経済的に苦労したとしたら、後半は当人に生きる免疫力が醸成されて経済的に余裕ができ、人並み以上の生活ができるようになるはずです。

歴史上の人物で見る「三代」の例

では実際に、「三代」で栄枯盛衰をした歴史上の人物を見てみましょう。
「三代」で栄華の末に衰退した家で有名なのは、「奥州藤原氏」と「源氏」が挙げられます。どちらも莫大な財や権力の頂点を極めた人物を初代と見て、ちょうど三代で断絶します。
平清盛で有名な平氏もしかりで、祖父と父、孫である清盛でピークを迎えます。仮に清盛を初代とみても、三代目にあたる清盛の孫は源平合戦で滅びています。

名前の命名は人生の修正もできる

人の運勢は祖父母からの遺伝に強く左右され、その運勢に見合った名前がつけられます。運勢によっては、どんなに真面目に頑張っても努力が実らない名前(運勢)にもなります。

樹門流姓名判断的『金運』の考え方4

では、運勢を変えることは不可能なのでしょうか。
運勢を形成する“原因”を明らかにし、軌道修正するのが姓名判断の本当の力と言えます。
「経済的に恵まれるような命名」すなわち、金運にだけ特化するお名前をつけるつもりはありませんが、幸せの定義である「健康・経済・愛情」の継続性とバランス性を重視する中で「金運」は見出していくことはできます。我が子に幸せな人生を、と願うならば、まずはどんな人生を幸福とするかを考えてみて下さい。


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