理化学研究所の実験
理化学研究所は興味深いさまざまな実験結果を世に公表しております。
さかのぼること、2011年の記事。
『理化学研究所がハエを使った実験で、高熱などのストレスを受けると、たんぱく質の作用で遺伝子の働き方が変わり、そのハエの子孫まで伝わることを確かめた。親が受けたストレスが子供に遺伝する仕組みの一端を解明した』という内容。
これはアメリカの科学雑誌「Cell」にも発表された記事です。
ハエのストレス
実験内容はハエの目の色の変化に着目。
ある“たんぱく質”のストレスの有無の実験で、ストレスとはハエの卵を高熱にさらしたり、幼虫に塩分の強いエサを与えるなどで、2世代続けてストレスを与えた場合、その後3世代にわたって目の色が変わる、というもの。
DNAを作る塩基配列は変わらず、ある“たんぱく質”が遺伝子の働き方の変化に何らかの仕組みで子孫に伝わる、要するに『ストレスが遺伝する』という内容です。
樹門流占術の考え
通常、遺伝とは物理的な骨格、目の色、髪の色などの肉体的遺伝にとどまりますが、この占術の内容では感情の遺伝子といって、祖父母や父母からの精神的な遺伝子も必ず遺伝されると考えています。
その感情の遺伝の内容は、怒りや悲しみ、挫折や敗北感、いわゆるマイナスの感情が父や母を介して祖父母から孫へと遺伝すると考えています。
いわば、「運勢は遺伝によって創られる」の下、この占術は形成されております。
実験内容のハエと同様に、生きる上で不都合だと感じた怒り、悲しみ、後悔など(ハエでいうストレス)が、孫の生き様(=ハエでいう目の色の変化)を決めるようになります。
ハエの目の色の変化が生き様を表しているのかは定かではありませんが、この占術の遺伝の法則にある、遺伝子が生き延びるために新たな手段をもって次に生きる子孫にたくすものと同等の結果であると考えるのです。
つまり、ハエの目の色の変化はストレスから逃れる、もしくは生き抜く手段の結果として出てきた現象ではないかというわけです。
隔世遺伝
おじいさんやおばあさんが食事にも困り貧困の人生を送ると、その孫は豊かな頭脳をもって物質的に豊かな人生を目指すようになります。
おじいさんやおばあさんが挫折して、敗北感を抱えたままで終えたのなら、その孫はひたすら勝者の道を目指すようになります。
孫は逆の性質をもって生きることになって、人生を生き抜こうと試みます。
隔世遺伝と父母からの直接遺伝
詳細には祖父母と父母と本人の三代の物語で運勢は成り立っています。
たとえば、遺伝の発端である“あなた”が「屈辱的に負けた」とします。
「負けた=劣性」ということは同時に「勝ちたい=優性」を願います。
この願いを遺伝でまずあなたの子に伝えます。
しかし、そこでもし「勝つ」ことができなかった場合、「勝ちたい」という願いはさらに遺伝します。それは隔世遺伝になるわけですが、もう一代さらに経過していることにより、「勝つ」ことに対する執念というか固執さは父母からの一代間の遺伝よりもマグマは圧縮されています。
遺伝はまず子に託します。
それでも果たせなかった負の感情はさらに隔世遺伝で圧倒的な強さをもって再チャレンジを願います。
このように他の占術はいざしらず、樹門流占術は占いを充分に科学しているつもりです。
参考
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