『億紋(おくもん)』について。
手相には良運、すなわち金運良しとする手の相、一つあると億を稼げる『億紋』があります。主題として7つほど億紋をピックアップいたします。
今回は二部構成です。
一部は手相の億紋7選の紹介、もう一部は樹門流の金運の考え方です。
億紋7選の紹介
金運が良いとされる『億紋』の紹介です。
くり返しになりますが、億紋とはその手相を持っていれば億を稼ぐことができると言われています。
億紋を紹介するにあたり、どうしても樹門流手相の説明をしなければなりません。
樹門流占術が展開する手相は、皆さんがおそらくこれまで見てきた手相の内容とは違います。
樹門流占術は、姓名学と手相学(さらに家相学)がしっかりと交じり合い、その答えに連動性がみられます。
なぜなら、樹門流占術の中で根底とする思想は、樹門流姓名判断と樹門流手相学(家相学)のすべてに共通しているからです。
運勢(※後述)を主導・主軸になるのは姓名(名前)です。
その人にその運命があったためにその姓名(名前)が付き、その名前の運勢にふさわしい手相を刻み、さらには名前の運勢にふさわしい家相(家がもたらす運勢)に住まわせます。
名前と手相、そして名前と家相までも、三点(名前も手相も家相)において運勢の良し悪しに連動性があります。
運勢は遺伝します。
樹門流占いではその人の頭脳は性格となり、その性格が人生となり、その人生模様を運勢と呼びますが、その運勢は遺伝で成っていると考えています。
一般的に遺伝とは、髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指します。
ですが、この占いでは精神的な遺伝、すなわち感情の遺伝子に含まれる情報は、父母、さらには祖父母が生き残りをかけて伝えた魂=“遺伝”であるとしています。
祖父母が、または父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“魂”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。いわばそれは「先祖の記憶」とも言い換えられます。
その記憶とはいずれも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。
マイナスだったものをプラスに、その想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。
名前が持つ運勢が良い人は、良い手相の持ち主です。(そして良い家相の家に住みます。)
逆に良くない運勢の人は良い名前や手相(家相)を持ち合わせていません。
ですから「手相が良くて名前が悪い」ということは起こりえません。
興隆する・栄える運勢が名前にあれば、手相にもそれがあらわれているはずなのです。
1.億紋:大胆紋-だいたんもん-
『大胆紋』があれば、努力が将来プラスに転じる可能性が高くなります。
「生命線(健康運やバイタリティーをあらわす線)」と「頭脳線(頭脳のタイプや行動の判断基準をあらわす線)」の起点(指側)は通常は重なっていますが、図のように起点が最初から離れているのが億紋の一つとなります。
ポイントはその起点が離れすぎず、3ミリほど離れているのが『大胆紋』という億紋になります。この億紋はひとつあれば、億を稼ぐ、経済的に突出するという意味です。
『大胆紋』があれば、努力が将来プラスに転じる可能性が高くなります。
特徴としては、慎重さがなく、とても大胆で、思いついたら行動に移します。ゆえに捨て身で勝負に挑んだことで成功を手にする可能性が出てきます。
詳細ブログ:大胆紋が誕生する理由
億を稼げる手相:大胆紋
2.億紋:三峰隆起紋-さんぽうりゅうきもん-
次は『甲三峰隆起紋(こうさんぽうりゅうきもん)』についてです。直訳すれば、“手の甲側に三つほど山のようなふくらみがある手相”となります。
改めて、甲三峰隆起紋とは図のように
・手の甲側の人差し指と中指の間のつけ根
・中指と薬指の間のつけ根
・薬指と小指の間のつけ根
の三ヶ所とも峰のようにモッコリと盛り上がっている手相のことをいいます。一生のうちに億の資産を残すことができる極めて恵まれた運勢がこの手相にあります。
詳細ブログ:盛り上がる場所の意味等
三億稼ぐ手相:三峰隆起紋
3.億紋:独善奔放の親指-どくぜんほんぽうのおやゆび-
次は手相の中の指、『親指』についてです。
『親指』にはいろいろな要素がありまして、その一つは先祖を意味します。
もしも先天的に、そして後天的に親指がなければ、祖父母、父母、自分へとつながる中で、父系か母系と縁を切る、または切った断絶の流れがあります。
親指のほかの要素には、社会に対する“柔軟性”を知ることができます。
親指の第一関節が、反りかえるほど極端に曲がる人、そして全く反り返らない人。
その違いに意味があります。
親指が反りかえるほど曲げられる人もいれば、逆に反りかえらない人もいます。
図のように、反りかえられない親指の人は、自我が強く、絶対に信念を曲げない人となります。(まったく反ることができない親指です。)
自我が強いというのは意志が固いわけですから、うまく作用すれば独自の世界を築ける可能性があります。すると、この場合は億紋につながるわけです。
億が稼げる手相を樹門流占いでは「億紋」と呼びますが、この反りかえらない親指は、あと一歩で億が稼げる“サブ”億紋の一つです。億紋に化ける可能性はあります。
詳細ブログ:曲がる親指についても書いています
億を稼げる?親指が曲がる・曲がらない人
4.億紋:三奇紋-さんきもん-
手首から中指の方向に向かって伸びる「運命線(自分の進路を見極める線)」が、三方向に枝分かれしているのが『三奇紋』です。この手相はエゴイズムが人一倍強く、他人に譲歩しません。
自分の欲を押し通すパワーがあるために億紋となります。
この三奇紋は色々なバリエーションがあります。
億紋となるのは、枝分かれの一本が薬指の付け根と、もう一本が小指の付け根に向かう場合に億紋となります。
説明すると、小指に向かうのは理財に、薬指に向かうのは天佑=ツキにつながり、中指に向かうのが我欲につながります。
詳細ブログ:そのほかの三奇紋
手相占い+樹門流金運(億紋:三奇紋と二重運命線)
5.億紋:二重運命線-にじゅううんめいせん-
この手相は成功が約束された億紋です。
自分の道がどうなっているのかを表す重要な線を「運命線」と呼びますが、その運命線が二重になっています。
運命線の出どころは手のひらの中央あたりの手首から中指に向けて縦に走りますが、この一本の運命線が二重に重なって走るのが二重運命線です。成功する確率が極めて高い手相です。
短所は財を得られる反面、気が多いという特徴があります。
詳細ブログ:二重運命線の種類
手相占い+樹門流金運(億紋:三奇紋と二重運命線)
6.億紋:線条紋-せんじょうもん-
一言でツキに恵まれる人生となります。
図のように薬指の付け根から長さ1㎝弱の縦線が六本以上あるものを「線条紋」と呼びます。直訳すると、線が規則正しい(条)手相という意味で、六本以上というのがミソになります。
多くは人生の晩年に出てきて、自分の実力以上とか努力した以上に良い結果があるツキに恵まれます。逆にそのツキを使い果たすと、紋は不思議と薄くなります。
つまりチャンスの直前に紋が浮かび上がってくるというわけです。
詳細ブログ:線条紋が生まれる理由
手相占い+宝くじと金運(億紋:線条紋と目的貫徹環紋)
7.億紋:目的貫徹環紋-もくてきかんてつかんもん-
図のように、中指の付け根の手のひら部分に現れる、サークル状の紋を『目的貫徹環紋』と呼びます。
基本的には晩年にならないと現れません。何かを成就するために努力をした人に出ます。
特徴は自我がとても強く、「わが身ありて社会あり」という自己主張が強い人が持つ手相でもあります。
苦難を切り開き、自己を打ち立てていく億紋となります。
ちなみにこの占術の創始者の大先生(始祖樹門)にはこの億紋があります。
詳細ブログ:第二目的貫徹環紋について
手相占い+宝くじと金運(億紋:線条紋と目的貫徹環紋)
樹門流金運
数ある億紋の中から、7つほど選びましたがいかがでしたでしょうか。
ここからは今日のもう一つのテーマである『金運』についてです。
唐突ながら、「金運はどうやって生まれるのか」という疑問をもったことはありませんか。
金運は努力で身につくのでしょうか。
それとも金運は生まれた時から定まっているかを知りたいと思われたことはないでしょうか。
いわゆるそのような金運の不思議について、次のような疑問を持たれるAさんがいらっしゃいます。
このコロナ禍でも会社の売上は順調で14期目に入ります。
仕事で知り合った社長さんは、まさに十人十色の個性群で、成功と失敗をたくさん目の当たりにしてきました。
思うに、わたしは金運は悪くありません。むしろ良いほうだと思います。
会社設立時から目的を定めてそこに突き進む上で、自然とお金がついてくる好循環が生まれています。
お金への考え方はお客様のニーズを至上の目的に定めて、その目的を実現し満足していただいたのちに、はじめてお金がついてくるという考えがあります。
別の言い方をしますと、会社の主上の目的が“お金を稼ぐ”ことであれば、それではかえって逆にお金を稼ぐことができないと考えるのです。なぜなら、それではお金に振り回されてしまうからです。
それはさておき、会社をつくった時から気になっている事があります。
それは明らかにお金に縁遠い人と、(今のところ)私のように縁がある人の二極性の事実があることです。
そこから疑問が出てきました。
お金にまつわる何か見えない壁のようなものがあるのか、それがあるとしたらそれがなぜ起こるのかということです。
つまり、金運とは何なのか。そこに法則性があるのかを知りたいです。
それでは、そのご質問に樹門流占いの立場から回答いたします。
手相は名前と深いところでかかわっています。お金があれば確かにお金には不自由をしません。お金の使い方はみんな違いますし、価値観も違うと思います。
ではお金を持つということはどういうことなのかを定義したいと思います。
そもそも、健康・経済・愛情がバランスよく、継続する名前を幸せとしています。
幸せの名前とは、現象的に波乱にとみづらい人生を送る人です。
幸せの名前の人は、苦労があっても人生の選択肢において致命的な間違いを起こしにくい人たちです。
幸や不幸は果たして、自然発生的にとか、偶発的に起こりうることでしょうか。
この姓名判断ではそれは違うと考えています。
“遺伝”がそれらを起こす正体であるとするのです。遺伝とは苦労した人の子や孫は生きやすくなり、ラクをする・エゴを満たしたその子や孫は忍耐を強いられる、ふかんして、祖父母、子、孫という三代で興亡が完結するという話です。
お金を持つことによって、自身のエゴイズムは満たされやすくなります。
エゴイズムを満たすことは、欲望を満喫するということです。
思ったほどに広くはない世の中なので、欲望を満たすことによって、まるでとなりの誰かが欲望を抑制されることを意味します。
その構図は「家三代の興亡(※後述)」に要約されています。
どの家もエゴイズムを満たしたいのだけど、どの家も同時にはエゴイズムを満たせないということです。
どんなに栄えた家も丸三代を過ぎると斜陽する家系の流れのことです。
「初代」が苦心して興隆して財産を残しても、「二代目」は財産を徐々に使います。
「三代目」では初代が築いた財産を食い潰すというもので、どの家にもあてはまる厳粛な世の法則です。
名前を(樹門流)姓名判断することによって、「初代」「二代目」「三代目」のいずれかの代が判明します。
『家三代の興亡』で「初代」を築くときは、必ず夫の系譜=男系で夫が実権を握ります。
強い男性が「初代」を築きます。その次の「二代目」では早くも女系化が進み、女性がリードをし始めます。「初代」の後にすでに繁栄している家系では、お金の管理に適している女性リードの要素が求められます。よって女性の力、発言力は強くなります。
そして「三代目」になる頃には、女性はもっと強くなり、逆に男性は弱体化していきます。
「三代目」の男性の妻になる女性はたくましい存在というのが王道になるのです。
上であげた億紋のような金運の良い手相を持つ人は、エゴイズムを抑制した子や孫にあたる人で、徳のある運勢ということになります。
とはいえ、成功者はひょっとして現実的には自身が努力した結果とか、磨き上げた才能や能力で達成したものと思うのでしょうが、樹門流占いから見たらそのすべてはそうではありません。
もしあなた自身がエゴイズムを通せる場合には、あなたの父母や祖父母が忍耐の末の結果をして、あなたが我欲を通せるようになったと考えるのです。
父母や祖父母という直近の二代が我慢をこしらえたことによって、才能や能力、努力の仕方、そして運までもあなたへのギフトとして授かったと。これが、厳密にいう金運の正体になります。
ではもし、金運がない手相(名前)がない人はどうすればよいのでしょうか。
それはこの先に努力をする運勢があれば、上の3.億紋:独善奔放の親指のようにサブ億紋のような道があるかもしれませんし、それがあなたの子や孫への徳になる現実もあります。また、7.億紋:目的貫徹環紋のように晩年に出てくるかもしれません。
話をまとめますと、金運とは家系の中の浮き沈みの末に出てくるわずかな貯金が“ギフト”になります。樹門流占いの感覚からすれば、金運をつかめるのは一握(ひとにぎり)にすぎないということです。
金運に光と影がある事実をあきらかにするのは、この占いが現実を占う“占い”だからです。
【ホームページで占いを完結したい:魂ゆら占い】https://www.e-tamayura.com/
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