美人は生きやすいけど・・・?!
平安時代の美人の条件は、小太りで顔の形はしもぶくれ気味の丸顔。あごまわりは丸く、細い目でした。現代では細身の上で顔の形は卵型。あごまわりはシャープ、一重でも二重でも目力が強い目が美人というのでしょうか。
- 平安時代の美の条件
- 長い黒髪
- 美白な肌
- 下ぶくれ
- おちょぼ口
- 先が尖った小さな鼻
- 現代の美の条件(好みは分かれると思いますが)
- 美白
- 小顔
- 二重(一重でも目力があること)
- 高い鼻(鼻筋がある)
- 明るい髪色
1000年の時が経過した現代では美人の概念は様変わりし、平安時代の概念とは全く異なるように思えます。それは人々が思う美人の感覚は時代とともに変化し続ける証明でもあります。
しかしながら、平安の昔も今も、その時代の“美人”であれば、人生そのものを得して謳歌できるような気がします。
特に女性の場合、頭では男女平等の原理を理解はしていても、「女性は美人であればそれだけで得」という社会的な風潮がいまだに残っているのではないでしょうか。その感覚はご理解していただけると思います。
遺伝の確率から父母が美形であれば、その子供も美人になる可能性は高まります。仮に父母がそうでなくとも、祖父母の隔世遺伝などで美人が誕生する場合もあります。
得する?損する?
占術の観点からすれば、美人か否かというこの遺伝の交差も、運勢が介在しています。
必ずしも美人が損得勘定の得の方に、人生に転がるかは別の話しというわけです。なぜならそこに運勢が横たわっているからです。美人でも不美人でも結婚をします。結婚の必須条件に顔は関係ありません。美人だから結婚できた方もいらっしゃいますが、美人でも結婚をしない人がいます。
例えば、美人であるがゆえに高嶺の花とされ、敬遠されて結婚をしなかったり。
“蝶よ花よ”の環境で育てられ、極度のわがままや、エゴイズムの局地であったり、結果として愛情が充分に育たず、婚期にギャップが生じ、生涯独身にいたることもあります。
二つの理由
それには占術から2つの理由が考えられます。
1.“継続”する代であるから結婚した。
2.“継続”しない代であるから結婚しなかった。
美人であろうが不美人であろうが、その人の運勢に何が眠っているかで結果を仕向けるのです。“継続”する代なのか、“継続”しない代のどちらにあるのは名前(姓名判断)にかかっています。
要するに、占術の視点では、美人は人生を歩みやすいかもしれませんが、極めて重要な運勢のファクター(要素)にはならないと導かれるわけです。
この問題に関しては、何が福となり、災いになるかはわからないものです。
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