姓名判断の魂ゆら占い

突きつめるひと!(樹門流姓名判断)

なぜ?!

突きつめるひと!(樹門流姓名判断)1

「なぜだろう?」
「どうしてだろう?!」
「この先には何かがあるのだろうか!」
「やっぱりわからない、だけど知りたい・・・」

疑問があって、ぶつかって、でもやはりわからなくて落ち込む。
失敗に失敗を重ねて自分の能力の限界にぶつける。

それでも前に進みたい気持ちが強くなって、なんども何度もしがみつく。
結局いつもの答えは「世の中は知らないことだらけ。だからこそ、すべてを知りたい!」

第三者が説いた道理(常識)も、自分で直接確認をしなければ気が済まない人。
金銭などの世俗的なものは二の次で純粋に真理を探究したい。
これらを求める想いが生きる動力源のような人がいます。

その性分は純粋に親からの遺伝ではなく、その人の個性である名前、すなわち運勢からそのように頭脳が制御されていると考えます。
名前によって運勢が固定化されます。その『探究心が強い』人の頭脳は、自分が興味のある分野に対して、まるで乾いた大地が一滴の水を欲するように、寝食は二の次に寸暇を惜しんで物事に取り組みます。

真理の探究者

突きつめるひと!(樹門流姓名判断)2
樹門流姓名判断の専門用語に「運勢型」というワードがあります。
それは運勢を的確にとらえた運勢の器の名称のようなものです。それはみなさんの姓と名の名前から判断することができます。
それは個性であり、その個性が引き起こす人生そのものの種類をあらわしています。
「運勢型」が違えば、使命や人生の目的、性質、人生、運勢はすべて異なります。

お腹が満たされても常に空腹感があるように満足することを知らない(運勢の)人は、自分なりの真理を探究するためにかなりのところまで上り詰めることができます。

業界屈指の専門家やその道の第一人者とかスペシャリスト、研究者、大会社の社長にも多く見られます。
それは実業界、文化系、スポーツ界、政治家問わず、すべての業界に存在します。

ところが最後に残るのは“悲愴感”です。
「悲愴」とは、悲しく痛ましい状況に対する感情が残ります。
つまり、どんなにトップに上り詰めても、最後は晴れ晴れとしない状況になります。そして人生は振り出しに戻るようなところが運勢にあります。

空腹感の大切さ

突きつめるひと!(樹門流姓名判断)3
藤原摂関家の繁栄と衰退にみる空腹感の大切さを考えてみましょう。

「この世をばわが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」
この句は平安時代に摂関家の全盛期を築いた関白藤原道長のものです。

一方、藤原道長より五世孫にあたる人物に藤原頼長がいます。
道長と頼長とでは約150年生きた時代が違います。
藤原頼長は摂関家の衰退の原因とされる「保元の乱」の首謀者で、むなしくこの世を去った敗者側の人物です。
頼長は道長とともに『探究心が強い』満足をすることを知らない運勢があります。
それだけではなく、頼長は道長と同じ画数になるために全く同じ運勢になります。
同じ運勢でも現象としての結果は全く違うように見えるのです。

そのメカニズムはこの占術の法則性(家三代の興亡)が密接に絡み合うのですが、全盛期とは絶頂(ピーク)のことですから、そこからさらに上に昇ることはありません。つまり、その時期を境にして下降していくことを意味しています。
欲望を得た頂点のあとには、欲望を得ることができない底へと転じていきます。

道長と頼長の二人は、満足を知ることがない運勢であるので欲望を欲しようと渇望します。運勢が同じなので目標は同じです。
しかし、藤原道長は欲望を渇望して、結果は名誉を得ます。一方の5世孫の藤原頼長は欲望を渇望し、結果欲望は得られませんでした。

また、天下人の豊臣秀吉も今回の運勢があります。
天下を取るまでの秀吉の戦い方は、相手を充分に知り味方の被害をいかに最小化する戦(いくさ)を心がけていました。しかし、1590年小田原征伐でほぼ日本を統一した後、この占いの考察としては、何かのタガが外れたのか、運勢の中にある「欲望を渇望する」ことが前面化していきます。

中国(当時は明)の情勢を調べることもなく攻めようとします。
そして朝鮮(李氏朝鮮)にその明への道案内を求めますが、朝鮮はそれを断ったゆえに(朝鮮に)20万の兵を出兵させます。
これが朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の概略です。

日本を征服したにもかかわらず、新たな領土を新大陸に求めます。
運勢にある欲望の渇望は領土欲となって、日本では飽きたらず新たな満足のために朝鮮を攻めたと考えるのです。
ですが目的はかなわず、秀吉はその朝鮮に攻めている最中に亡くなります。
後継者である幼年の息子「秀頼を頼む」と豊臣家を案じながらの最期でした。

朝鮮出兵には大義名分がなく、領土を得ることなく出兵は終わっていますので、戦死者の遺族も生き残った武将も土地の恩賞にありつけません。むしろ、この戦いで豊臣家の求心力は離れていったことは想像にかたくありません。
実際に、この朝鮮出兵は豊臣家滅亡の遠因になります。

もちろん突き詰める性質、運勢があったからこそ、秀吉は天下を取れたという図式は成り立ちます。同時に、結果としてこの運勢の悲愴感もセットされているのです。
天下人の秀吉をもってしても豊臣家を案じるざるをえない、断ち切ることができない運勢があるのです。

その原因はエゴの搾取(しぼりとり)です。
欲望を得るにしろ、いかにバランスが大切なことなのかをこの運勢は教えてくれます。
お腹が満たされたら幸せだと思うべきです。
何を食べても幸せを感じない運勢はとても不幸なことではないでしょうか。

日本の企業を代表する創業者や経営者にはこの運勢が多い傾向があります。

  • 松下幸之助(パナソニック)
  • 豊田喜一郎(トヨタ自動車)
  • 本田宗一郎(本田技研)
  • 盛田昭夫(ソニー)
  • 中内功(ダイエー)
  • 孫正義(ソフトバンク)
  • 柳井正(ユニクロ)
  • 三木谷浩史(楽天)
  • 藤田晋(サイバーエージェント)
  • 前澤友作(スタートトゥディ)

わずか数人あげましたがそうそうたる方々です。

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