どちらかがダメになる
「あなたと家族の誰か、どちらかが不利・有利な人生を送る…」
家族の“名前”を見た時に、家族構成によってはそのように判断する時があります。
不利な人生とは、あたかも頭を押さえられ身動きが取れないような、思い通りには行かない、意志を通すことができない人生という意味です。
あなたと家族の誰かが、全く同じ画数で構成される名前であった時に、そのような鑑定にいたることがあります。(同じ画数・運勢の名称を『同名同運』で統一します。)
『同名同運』は家族皆さまの名前を鑑定して認識できるもので、個人単独の名前の鑑定だけではわかりにくいものです。
同名同運がいると
家族の中でまったく同じ画数は、同じ人生模様・運勢になるので避けるべき名付けとなります。家族の中で、同じ画数の人が存在すると、そのうちのどちらかの人生は下火になるとか、不発に終わります。人生のうま味を味わえなくなります。
今回のテーマは『同名同運』の中で、より有利な人生・より不利な人生の見きわめ方になります。
運勢は遺伝します。
樹門流占いではその人の頭脳は性格となり、その性格が人生となり、その人生模様を運勢と呼びますが、その運勢は遺伝で成っていると考えています。
一般的に遺伝とは、髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指します。
ですが、この占いでは精神的な遺伝、すなわち感情の遺伝子に含まれる情報は、父母、さらには祖父母が生き残りをかけて伝えた魂=“遺伝”であるとしています。
祖父母が、または父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“魂”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。いわばそれは「先祖の記憶」とも言い換えられます。
その記憶とはいずれも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。
マイナスだったものをプラスに、その想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。
運勢を知ることはとても重要なことだと考えています。
兄と弟が同名同運であった時に、セオリーとしては兄が優勢な人生であったのなら、弟は不遇な人生を送ることになります。逆もありえるわけで、果たしてその答えはフタを開けて初めて分かるところがあります。ですが、その答えを姓名判断と家相を組み合わせることで、どちらが、より不利もしくは、より有利な状態が続く人なのか、その答えが鑑定のその場でわかる時があります。
名前にはその人の運、運勢が刻まれています。
恐ろしいことに名前がありきでありますが、家にも運があって、それを家相と呼び、名前に“ふさわしい”家相に住むようになります。
ですから、名前が求めた家相を観ることによっても、その人の運勢がわかります。
磁石はS極とN極は結びつきますが、同じ極は反発しますよね。
これと同じ状況が、家の中で運勢が同じ人がいると反発しあうようになります。
まるで磁石でいう、S極とS極やN極とN極のように反発しあいます。それも反発だけならまだマシで、一方は人生のうまみ、美味しい部分を取り損ねてしまいます。それが一番問題で、いわゆる幸せが体感、実感できない可能性が高まります。実際には仲の良いままに自然と離れていくことがあったり、あからさまに不和・対立をして離れていくこともあります。
家相の実力
もう一度申し上げると、名前からの運勢、並びにその家族構成でも判断が持ち越された時は、把握する術は家相に委ねられます。
父と長男が同じ運勢、同名同運だとします。
すると、問題点はそのどちらが劣勢(不利な状態が長く続く)になってしまうわけで、そのどちらが劣勢になるのか、それを見極められる2つの図をご覧ください。
まず一つ目の図は“父”がそうなってしまうパターンです。
判断基準は“欠け”です。なお、樹門流家相は「南」を上にします。
北西には父のポジションがありますが、その北西が空間で満たされています。これを「北西が欠けている」、つまり父の存在がないという運勢が家相によってわかるのです。すると、このケースでは父が不利で、長男が有利な運勢となります。
一方、二つ目の図は、北東には長男のポジションがあり、そこが“欠け”なので、さきほどとは逆に、長男が人生の果実を取ることができません。
よって長男が不利で、父が有利な運勢だと家相から判断ができます。
かくして実際にそうなっています。もしくはそうなっていきます。
偶然は必然
兄妹の性別の違いがあっても、先に説明の通り、人生のうまみの奪い合いは生まれます。兄と弟、姉と妹や、兄と妹、姉と弟でも、同名同運であれば優劣が生まれます。
そして親と子であっても同名同運の定めは等しくあります。
次のような偶然は必然におこりうるものだと考えています。
例として、兄妹や親子が全くの偶然に同じ運勢になる場合があります。
わが子にも自分と同じ読みで名付けたいという感情がそうさせるケースです。
仮に父が「健太郎」で、その子に「康太郎」とつけると、結果として全く同じ漢字画数になるので父と息子で全く同じ運勢(同名同運)となります。
次に、兄妹で漢字を一つだけ揃えようとする場合です。
姉が「京香」。次も女の子が生まれたから、妹にも一文字だけ漢字を揃えようとして、妹に「和香」とつけたとします。この場合も姉妹で全く同じ画数ゆえに、同名同運になり、運勢に優劣が生まれてしまいます。
さらにいうと、広く普及する一つの姓名判断法を採用した時に、結果的に全く同じ運勢になる場合があります。
例えば、姓と名の総画数を「41画」で良いとすれば、姓は同じなので、名前で調整するようになります。その結果で同じ運勢というケースが出てくることがあります。
兄は「征也」、妹が「奈子」であれば、これも実は同じ漢字画数になり、名字は同じなので全く同じ運勢になります。
結論
同じような運勢、名付けがおこる理由・誕生する因果は遺伝でおこります。この姓名判断のすべての運勢は理由があっての結果となります。
祖父母の時代にマイナスの出来事があれば、その孫は有利な人生を送れるかもしれませんが、祖父母の時にプラスの出来事があった。具体例にして当事者がワガママしたのであれば、その孫はワガママもできずに不利な人生を送らなければいけません。
『同名同運』の人たちからすれば全く預かり知らぬ話ではありますが、そのように運勢は伝わるので、そこに不都合な真実があるかぎり、同じ画数を持った兄妹や親子などが生まれてきます。それを責めようが過去の出来事はやむを得ないことです。
その不都合な真実の結果で、理不尽な現実が生まれてくるわけですが、この占いではそれを過去として受け止めて前に進む道を直接鑑定では提示します。
視点を未来思考にして、この先を現実的に変えることが重要になるのではないでしょうか。
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