兄弟姉妹の仲
兄弟姉妹(以下、兄妹)の仲が良かったら、あなたはとても幸せです。
兄妹同士が不仲であったなら・・・あなたは不運です。
兄妹の存在は他にはない無二の存在です。
なぜなら、父母からあなたに流れている同質の血は、この世で兄妹にだけ存在するからです。
また、あなたの友人やあなたのパートナーとは違う視点で、あなたの良さを理解してくれるでしょう。
あなたにとってかけがえのない血系の“同志”ともいえるのです。
反対に、兄妹同士が不仲であったならあなたは不運です。
不仲とは両親の不幸に及んでも絶対的に助け合わないような関係性です。
その期に及んでも、兄妹が手をとって助け合わない関係は不幸せなことだと思います。
お互いに嫌い合う、または一方的に嫌われているような複雑なパターンもあるでしょう。
兄妹の不仲ほど悲しいことはありません。
この世で血を分けた同志が離反するわけですから、これはこの世の不幸の中でも最大級の一つかもしれません。
運勢型
兄妹仲が良い・悪い、その理由を樹門流占い的に考えてみます。
やはり、それは運勢の相性だと考えています。
樹門流姓名判断には「運勢型(説明後述)」と呼ばれるものがあります。
それは運勢を的確にとらえた器の名称のようなもので、簡単に言えば“個性”です。
その個性が引き起こす人生を複合したものを『運勢』と呼びます。
個性を見極めることによって、人と人の組合せ、合う合わないの人間関係をも導くことができます。
それは恋人や結婚相手はもちろん、友達や兄妹にも当然ながらあてはまります。
兄妹の「個性=運勢型」の組み合わせによって、仲が良い・悪いが決まるのです。
遺伝とは髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指しますが、樹門流占術では精神的な遺伝の情報までも父母、さらには祖父母から遺伝していると考えています。
祖父母が、また父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“精神的な遺伝”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。
これを霊的な意味ではない“魂(精神的な遺伝子)”、「先祖の記憶」と言い換えられます。
その記憶とは何れも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。
マイナスだったものをプラスしたい想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。
タテ型(別称:A型)や斜め型(別称:B型)のような運勢型は遺伝した運勢を的確にとらえた運勢の器の名称のようなものです。それはみなさんの姓と名の名前から判断することができます。
それは個性であり、その個性が引き起こす人生そのものの種類をあらわしています。
「運勢型」が違えば、使命や人生の目的、性質、人生、運勢はすべて異なります。
似すぎる兄妹・考えが全く違う兄妹
占い的にみた名前と名前。名前の相性が生じないと兄妹仲は悪くなります。
兄弟の仲の良さにはバランスが必要です。
思考性があまりにも違うのは仲が悪くなりますし、また似すぎても仲が悪くなります。
まさにバランスの上に継続は成り立つのです。
似ていない兄妹
これは仲が悪い兄妹のことですが、そもそも兄妹の思考が違うのは当たり前です。
違いがあるからこそ、仲良くなります。
ここで言いたいのは本質的な思考が全く異なる場合に、兄妹といえども物別れに終わりかねない関係になる可能性があるということです。
ここに「プレゼント」があります。
プレゼントを作る上で、二段階のポイントがあったとします。
一つは、プレゼントの中身を考えること。
一つは、プレゼントを包む外張り(包装)を考えることです。
本質的な思考が全く異なると前者のプレゼントの中身を第一に考える人と、後者のプレゼントの包装紙の綺麗さを第一に考える人に分かれます。そして考え方が異質すぎると主張を譲りません。
兄妹で物事の本質の考え方が異なると物別れに終わります。
似すぎる兄妹
性格や頭脳性が似すぎる兄妹とは、同じ運勢ということです。
同じ運勢とは、同じ使命を持ち、同じ頭脳性、同質の性格を想定しています。実は家族の中で同じ運勢の人がいると、どちらかがその運勢の良いところを多くを一人が食べてしまう現象をおこします。
実際には、仲が良くてもどちらかが離れざるをえない状況になったり、実際に成長過程を経て不仲になっていくことも考えられます。
兄妹で同じような運勢であることは、鏡の境地に似ています。
手の上げ下げを鏡の前で行ったとします。手をあげたら鏡の中の自分も手を上げます。また、手を下げたらおなじように手を下げます。鏡に映るのが自分自身であれば問題はありません。
しかし、手の上げ下げを目の前で自分とシンクロする、兄や弟、姉、妹がそこにいたとします。
最初は「なんて気が合うんだ!」と感動を覚えるかもしれませんが、長年それが続くとどんな想いになっていくでしょう。
遅かれ早かれ毛嫌いの対象になり、口を聞くのも億劫になるかもしれません。
同じ運勢ということは、考え方が同じすぎて、まるで鏡の中の自分が気に入らなくなる状態に似ています。
これも相性の良さからすれば、バランスが悪いと判断できるのです。
兄妹はよいもの
ちなみに仲の良い兄妹は、真夏の冷凍庫で見つけた“一本”のアイス。全部欲しいと欲しがる妹に兄は提案します。
「半分にして食べよう」と無事にやり過ごします。
兄妹の質が似すぎていても、全く違っていても問題はおこりやすいのです。
兄妹仲のバランスがよければ、それは幸せだと考えるでしょう。
反対に兄妹仲が悪い人は「兄妹はなくてもよい」と強気に思う人、一方で「それでもいた方がよい」と願望を加えて発言される方もいらっしゃるかもしれません。
前提として、個人個人の運勢が重要です。その上で兄妹同士の組み合わせ方がとても重要になるのです。
特にこんな“世界”であれば、仲の良い兄妹でありたいものです。
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