二代目樹門幸宰
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数字の不思議な力
占い師の二代目樹門幸宰です。
日本ではまだ多くの女性が結婚をすると、姓・名字が変わることが多いですよね。
姓が変われば、当然に姓と名の組み合わせは新しくなります。
樹門流姓名判断として“新しい”の対象は『運勢』に他なりません。
運勢は姓名の組み合わせで決まるので、結婚後は新しい姓名へと、真新しい運勢を歩むことになります。タイトルの「九年の歳月がパートナーを変える」とは、運勢の効用は、9年の歳月を経て徐々に転換していくというのが、タイトルの意味になります。
結婚してパートナーが姓を変える、つまり姓と名の名前が変わると、その名前が持つ運勢には九年かかるということです。
これは大人に限らず、生まれた赤ん坊も九年経った9歳に、一応の完成をみることになります。完成とは、頭脳の特徴や、その頭脳がもたらす性格を意味します。
樹門流の9年の歳月
まずは九年という「9」の数に蓄積された、その“魔力”について説明しなければなりません。
俗世間的にも「9」の数字には不思議な力があるといわれて実に久しいのではないでしょうか。
そもそも自然界は数字に支配され、特に有史以来、ある意味、数字は人類共通の速攻性が高い言語ともいえます。
その例に、1年、1日、1時間という単位の定義さえわかれば、日本人でも、たとえ世界の外れにいる人でも、その期間感覚・認識は瞬時に可能になります。
数学的には1、2、4、5、7、8は物質的な数字で、「9」は全てをつかさどる数字とも呼ばれています。
樹門流姓名判断では、九年の間に何がおこるのでしょう。
まずは頭脳がまっさらな赤ちゃんにおこることを考えてみましょう。
名前にはさまざまな遺伝情報が刻み込まれていて、その情報を元に頭脳の方向性は予定付けられていきます。要するに名付けられた名前はその人の設計図になります。
その“設計図”を下に、頭脳が感性旺盛な頭脳なのか、それとも失敗を糧に覚えていく体験型の頭脳など、様々な頭脳性の原型が形成されて、同時並行して、頭脳に基づいた性格が築かれていきます。
それは3歳で33%、6歳で66%、9歳で99%、10歳で100%というように性格は固定されて、それにより人生の選択肢が生まれます。
幼少期の友達選びや好き嫌いの類など、人生の輪郭は形成され、その集合体が運勢となって、人としての年輪を刻んでいきます。
実際には3年、6年、9年の“点”が大切な節目であります。3年、6年、9年と、9の約数である3年のサイクルも大いなる意味をもたらします。
次に、女性が結婚して、結婚後に違う運勢になった場合、どのような変化がおきているのでしょうか。
まずは元の頭脳、元の性格、元の人生はすでに結婚前に出来上がっています。だれもが“元”をベースにします。
結婚をして新しい姓名、すなわち新しい運勢になると、その新しい運勢の中にある、新しい頭脳性が付加されます。そのことにより、新しい性格の要素が加わります。そして人生の選択肢、運勢も当然に異なっていきます。
このふり幅には個人差があって、わずかな変化に留まるケースもあれば、全く違うケースの人生、運勢となる場合があります。
この違いは全ての名前(運勢)に依存します。いずれにおいても、9年の月日が大きく変える事例はとても多いのです。
樹門流姓名判断が考える九年とは運勢の一巡であり、長い生涯という幾星霜に必要な区切りであることに違いはありません。
9年でどのように変わる?
名前が変わって9年の変遷は、具体的にどのように変わっていくことがあるのでしょうか。
極端な例になりますが、結婚前が「笑う」という性格、結婚後が「笑わない」という性格だとします。ここでいう笑う性格は『運勢』ととらえてください。
もともとの名前(姓名)が笑う人だった。
だけど結婚して笑わない人になったとします。
結婚した最初は、まだしばらく笑っています。そして段々笑わなくなっていき、結婚して九年後には笑わなくなります。
笑う人が笑わない人になる変遷
- 元の名前:笑う人 → 新しい名前:笑わない人
- 3年目:まだ大方笑う人です。
- 6年目:笑わないことがだんだん多くなりました。
- 9年目:全く笑わない人になりました。
ただもともとは笑う人だったことを考慮すれば、結婚して九年後であっても笑うことは体では覚えてはいるはずですので、質的に笑えなくなる人生・状況になるほうが表現として的確かもしれません。運勢(頭脳・性格・人生)の変化とはその運勢の枠に見事にはまっていって、良くも悪くも、身動きが取れなくなっていくものです。
せっかくなので、もう一例。
結婚前はのんびり屋さんだった人が、結婚をしてせっかちさんになっていく例です。
現実にあります。
元の名前:のんびり屋 新しい名前:せっかちな人
- 3年目:時折、のんびり屋さん
- 6年目:かなりせっかちさが目立ってきました。
- 9年目:常にせわしなく、動きが早すぎて常に何かをしています。
最終的には寝るとき以外は、常時活動している人になります。せっかちなので早とちりも多くなります。
最後の名前の重要性
最後につく名前が重要です。
あり得ない話ですが、あなたが今日から「源頼朝(みなもとのよりとも)」という名前に変わったとします。
「源頼朝」とは、日本史上初の武士政権を創った鎌倉幕府初代将軍と、同じ名前に今日からなったとします。
その源頼朝という名前を樹門流姓名判断で解くと、まずは3年のうちに、マンネリが嫌い、束縛される、干渉されるのが大嫌いという性格に変わっていきます。
現代において幕府は創れませんが、業界の覇者や名手のようにもてはやされるかもしれません。しかし、覚悟しなければならないのは親との縁が薄い、最初に結婚するパートナーともわかれなければなりません。兄や姉の兄弟姉妹との確執も生まれる可能性があります。
※厳密にいえば、「源頼朝」が持つ運勢が親子や兄弟の中で誰もいなかった場合にこのような現象がおきます。父が、弟が、というように直系家族に同じ運勢がいると、化学反応はおきやすく、「源頼朝」という運勢すらも、劣勢の運勢へと様変わりします。
名前が、そして運勢が変わると、人生が変わるわけです。
ブログをご覧になられている方は耳にタコでしょうが、最後の名前、最後についた名前がいかに大切かということになります。名は体をあらわすのです。
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