姓名判断の魂ゆら占い

曲がらない親指

今日は手相の中の指、『親指』についてです。
まずは樹門流占術の手相の位置づけについてご理解いただけるとありがたいです。

運勢を大きく誘導しているのは「姓名（名前）」です。
姓名が運勢の進路を指し示します。進路とは、人生がなだらか、または曲折がある道のことです。
その姓名が「手相」を刻み、姓名が「家（家相）」を求めます。
三つの答えは連動します。

それぞれの実際の性質はどのように見ているかを申し上げます。
繰り返しますが、まず「姓名」が運勢の進路を示します。
次に「手相」は進路の細部がわかることもありますので補足的な存在になります。
「家相」は進路を確定させる意味合いが強くなります。
このような関係性がそれぞれの属性にあります。

わたしたち樹門流占い師の立場からすれば、三つの構成順位は次の通りです。
その人にその運命があったために、その姓名（名前）が付き、名前が手相と家相の主導権を握る核心的存在となります。
軸になる名前があって、その名前の運勢（※）にふさわしい手相を持ち、その名前の運勢にふさわしい家（家相）に住むということです。

運勢は遺伝します。
樹門流占術には遺伝の法則があります。
遺伝には骨格や体格などの肉体的な遺伝情報がありますが、祖父母と父母の精神的な遺伝情報こそが運勢を導きます。
それは霊的なものではなく物質的なもので、祖父母のマイナスの想い（感情）を孫がプラスにすることで運勢は清算されます。

親指の反り

そこそこ曲がる親指

先の内容を復唱します。
その人にその運命があったために、そういう名前が付きます。その名前の運勢と同じような運勢を持つ家に住みます（家相）。そしてその運勢と同じような運勢を表している手相となります。
名前、手相、家相のどれか一つを読めば、その人の運命が見えてきます。

やっと本題の手相の中の指、『親指』についてです。
親指だけでもいろいろな要素があります。
親指は先祖を意味します。
もしも先天・後天で親指がなければ、祖父母、父母、自分へとつながる中で断絶した流れがあります。
そのほかには親指が他の指と割合的に比較して大きい人は、強い性格、小さい親指は弱い性格。長さは気の変わりやすさをあらわします。

さて、親指からあなたの“柔軟性”を知ることができます。
親指の第一関節が、反りかえるほど極端に曲がる人、そして全く反り返らない人。
その違いに意味があります。

かなり反り返る親指

親指が反りかえるほど曲げられる人の特徴は、異国の地でも語学をすぐにマスターするなど、土地の文化をすぐに受け入れる“環境適応能力”があり、順応性がある人です。また、敵が少ないこともあげられます。

逆に反りかえらない人は自我が強く、絶対に信念を曲げない人となります。
自我が強いというのは意志が固いわけですから、うまく作用すれば独自の世界を築ける可能性があります。この場合、次にあげる億紋につながります。

億紋

独善奔放の親指

この占術では億が稼げる手相を「億紋」と呼びますが、この反りかえらない親指は、あと一歩で億が稼げるサブ億紋の一つです。
このサブ億紋の正式名は『独善奔走：どくぜんほんぽうの親指』と呼びます。

名前から運勢型が割り出せます。
運勢型とは運勢の器のようなもので、性格・使命（因縁・出生順位）・総括された運勢が集約されています。
運勢型は何種類かにカテゴライズされています。

ある一つの運勢型である【タテ型（Ａ型）】とこのサブ億紋（独善奔放の親指）の組合せであれば、そもそも信念を曲げず自分が絶対正しいという【タテ型】に、さらにそれと同じような要素を持つサブ億紋が加わります。頑固さは誇張されます。場合によってはその頑固さが良い場所・時期で花開くかもしれません。

　一方、変革や革新を狙い、それを成し遂げる素質がある運勢の【隔離型（Ｈ型）】に、その親指があれば、『独善奔走の親指』がうまく作用して独自の世界観に磨きがかかるかもしれません。

ちなみに、大先生（始祖樹門）の元の運勢は【隔離型】で、親指は全く反り返りません。
ゆえに革新的なこの樹門流占術をつくったと解釈ができます。
また、大先生が隔離型であるがゆえなのか、全く反り返らない親指であったからなのか、
“樹門幸宰”という全く別の運勢を持つ雅号がもたらしたのではないか、といろいろな解釈もできます。
考え方として、一つの要素よりも二つ目の要素があった方がその運勢要素は高確率で発症します。

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