まほろば
タイトルの「まほろば」とは、日本の古語で、『素晴らしい場所とか、住みやすい場所』という意味です。
その言葉は古事記の歌にも出てきます。
(訳:大和は国のなかでももっともよいところだ。重なりあった青い垣根の山、その中にこもっている大和は、美しい)
名前は個人が生きるためにさまざまな願いを込めて名付けられていますが、この占術の立場であっても、その思いのとおりに「まほろば」な名前であってほしいわけです。
本質
「彼には負けたくない」
「あの人よりは自分は幸せだ」
「アイツより全然良い人生だ」
さまざまな想い、交錯する感情、それらに強弱はあるにせよ、誰もが人より優勢になりたい心理があると思います。
例えば、「負けず嫌い」というのは、極端に言えば、自分だけが勝てば良いわけで、構図としては、“負けない”ことは“人に勝つ”ことであり、必然的に誰かが負けるということです。
「負けず嫌い」に限らず、人間の本質は自分至上主義で言葉を置き換えると大小はありますがエゴイズムとさえ言えると思います。
人間の三大欲はもちろん、人間の本質はそのエゴイズムにあるのです。
土台
「貧すれば鈍する」ということわざのように、劣勢に追い込まれると自身の体面や地位などを保つため、自身を正当化して卑しくもなります。
人間の尊厳は平常時に保たれるもので、極限の状態ではただ自分が生きるため、動物的な本能性が優先されます。人間の本質や根本はそうあります。
いわば、その本能性を人間の土台とするならば、みな一律で平等になり、みんな画一的な人生のままです。
何もかも一様で、個性や特徴のないさま
その原始的な土台の程近い所に、男であるとか、女であるとかの性別があり、また、どの親から産まれたのか。長男または長女で生まれた、次男・次女で生まれたという出生した位置関係があります。
家系という連綿としたつながりの中でどのようにつながってきたのか。それらのすべてから頭脳・目標・性格が形成され、個性ができあがっていくのです。
その個性をもった個人が選んだ人生の選択肢群が運勢です。その運勢が隠されているのが名前であって、その運勢=名前をみれば、その設計図(過去と未来のすべて)を手にすることができます。
君の名が“まほろば”であれ
パートナーや知人との会話で名前を呼んだり、またはあなたの名前が呼ばれたりしますよね。相手の名前を違う名前で呼んでも気付いてもらえません。あなたが違う名前で呼ばれても気付かないですよね。
一人ひとりの名前には運勢が隠されていて、ちゃんとそれが常に始動しています。みなさんの名前、ひいては運勢が、生きる上での希望でありすばらしい「まほろば」な人生であることを願うものです。
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