姓名判断の魂ゆら占い

双子の名付けのヒント – 双子の名前と人生

双子の名付けヒント


今回は命名で悩むことが多い「双子」の名付け方について、
姓名判断としての大いなるヒントになるでしょう。
ぜひ、最後までお読みください。

一卵性、二卵性の兄弟・姉妹、生まれた日も同じである双子。
同じ母親の胎内で同じ月日を重ねて、同じ日に生まれた2人の赤ちゃんを「双子」と呼びます。余談ながら、三つ子~六つ子も同じ命名の原理が働きます。どうぞ置き換えてお読みください。

双子には「一卵性」の場合と「二卵性」の場合があり、一卵性は一目だけでは見分けがつかないほど、容姿が似ていることが多いのが特徴です。

一つの卵子と一つの精子の受精卵がツーペアで誕生する二卵性の双子と異なり、一つの受精卵が二つに分かれることによって生まれる一卵性の双子は、遺伝子学的には同一の個体であると考えられています。

街に出ると髪形から服装まで揃えられて、まるで鏡にうつされたような、とても可愛らしい双子の子どもを見かけたことはありませんか。

ところで、双子のお名前、その名付けの方向性はすでに決まってはいますか。
すでに双子を授かりすでに名付けを終えた親御さんから、名前の命名に関する情報がネットにもあふれ、結局どうすればよいのかとあれこれと悩んだとする声が多いように感じます。

一卵性、二卵性を問わず、双子を命名する場合、
一般的な命名と異なる点はあるのでしょうか?
双子の運勢と名前の関係について解説します。

双子の名付けにまつわる俗説


まず双子の名付けに関する、ネットから拾った俗説についてご紹介します。
「~が良いとされる」ネットの情報にたいしての樹門流姓名判断での相違点、またはポイントがあれば回答しますね。

画数のバランスの情報

・運気のバランスを良くするために双子の名前の画数を同じにしない。
・画数に差をつけることでそれぞれの個性が活かされる。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断では兄弟姉妹、双子で同じ画数にすることを避けます。理由はこの後に述べます。

音の組み合わせの情報

・「タロウ」と「ジロウ」のように、似たような響きの名前を避ける。
・似た名前をつけると、個性が埋もれてしまうという考え。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断でも音を重視するところがありますが、似た響きが必ずしも悪影響とは考えません。ただし、音については本題とはテーマが違うため割愛します。

漢字の組み合わせの情報

・「優」と「美」など、意味が近すぎる漢字の使用を避ける。
・「天」と「地」のように、相対する意味の漢字を使うと良い。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断ではこの考え方はしません。
良い運勢、そして良識的な範囲にてどうぞ好きな漢字を使ってください。

運気に関する情報

・双子は元々縁が強いため、名前で更に結びつきを強めすぎない方が良い。
・それぞれが独立した運気を持てるよう、異なる特徴を持つ名前が望ましい。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断では結びつきが強くても良く、なによりも、健康、経済、愛情のバランス性、継続性を持った名前であることを望みます。

五行思想に基づく情報

・ 双子が「木」「火」「土」「金」「水」の異なる性質を持つ漢字を使うと良い。 同じ性質の漢字を使うと、運気が重なって相殺される。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断ではこの考え方はありません。
各人みんなが、健康、経済、愛情がバランス性、継続性を持った名前であれば、本領発揮をして生きられます。

生まれた順番との関係

・先に生まれた子には陽の性質を持つ名前、 後に生まれた子には陰の性質を持つ名前が良い。
例:「光」と「影」、「陽」と「陰」など
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断でこの考え方は全くありません。
良い運勢、良識的な範囲にてどうぞ好きな漢字を使ってください。
補足すると、兄弟姉妹みんなが明るくて、良い漢字を用いて名付けてあげてください。

男女の双子の名付けの情報

・ 男女の双子の場合、女の子の名前を先に決めると良い。
・ 男の子の画数は女の子より多い方が良い。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断ではこの考え方はありません。
両方とも良い運勢になるよう最善を尽くすのでつける順番は決まってはいません。
また、結果、画数が多くなるのは男の子、女の子のどちらではなく、ケースバイケースです。

方角に関する情報

・双子それぞれの名前に東西南北の異なる方角の意味を持たせない。
・同じ方角を示す漢字を使うと、進む道が重なって競合する。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断ではこの考え方はありません。

季節や時期に関する情報

・双子に同じ季節を表す漢字(例:「春」と「花」)を使わない。
・異なる季節や時期を表す漢字を使うことで、それぞれの個性が引き立つ。
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断ではこの考え方はありません。
ただ名づけ時には運勢の良さをクリアしたのちに、感覚的に違和感がない苗字=姓に合うような名前の漢字構成を心がけてます。
また過去の名づけにおいて、異なる季節の漢字を組み合わせた記憶はありません。

字形に関する情報

・見た目が似すぎる漢字の組み合わせを避ける。
例:「己」と「巳」、「優」と「憂」など、見た目が同じ漢字を選ぶと、アイデンティティが混同される。(自分に責任が持てなくなるなど、自我の欠如が生まれる)
⇒樹門流占術からの回答:樹門流姓名判断ではこの考え方はありません。
前述の回答の通りで、名づけ時の運勢の良さをクリア後に、違和感がない名づけを心掛けております。
なお、この概念を通すと奈々ちゃん・菜々子ちゃんもダメになってしまいますね。※々は前に同じという意味。

家系に関する情報

・ 両親や祖父母の名前の一字をそれぞれの子に分けて使うなど、同じ文字を双子に使うことは避ける。
⇒樹門流占術からの回答:両親や祖父母の名前の一字をもらうことに心配事はあります。理由はこの後に述べます。

ついで、世界各国の双子の名付けの考え方もご紹介します。

1. 英語圏の慣習
・頭文字を同じにする伝統がある(例:Mary & Michael)
・韻を踏む名前を付ける(例:Aiden & Jayden)
・Biblical twins(聖書に出てくる双子)にちなんで、Jacob & Esau のような組み合わせ
・有名な双子の名前を避ける(例:Romulus & Remus)

2. フランス
・同じイニシャルの使用を避ける傾向
・それぞれ異なるサウンドで始まる名前を選ぶ
・伝統的に、聖人の名前から選ぶことが多い

3. ドイツ
・古い言い伝えでは、似た響きの名前は不運を招くとされる
・意味の異なる名前をつけることが好まれる
・家族の名前を受け継ぐ際は、双子にそれぞれ異なる親族の名前を選ぶ

4. スペイン・ラテンアメリカ
・カトリックの影響で、守護聖人の名前を付けることがある
・両親の名前を組み合わせた新しい名前を作る習慣
・父方・母方の家族名をそれぞれの子に分けて付ける

5. アフリカの一部の地域
・双子を特別な存在として扱い、特定の意味を持つ名前を付ける
例:ナイジェリアのヨルバ族
先に生まれた子を「Taiwo」(最初に世界を味わった人)
後に生まれた子を「Kehinde」(後から来た人)と呼ぶ

6. 中国
・同じ偏(さんずい、にんべんなど)や旁(漢字を構成する右側の部分)を使うことを避ける傾向
・陰陽のバランスを考慮
・字画の合計が良い数字になるように考える

7. 北欧
・神話や伝説にちなんだ名前の組み合わせ
・自然現象を表す名前の組み合わせ(例:Storm & Sky)
・伝統的な名前と現代的な名前を組み合わせる

8. インド
・ヒンドゥー教の占星術に基づいて名付け
・生まれた時刻による音(アクシャラ)から選ぶ
・家族の守護神や守護星に関連した名前を選ぶ

9. ロシア
・正教会の聖人の名前から選ぶ傾向
・名前の長さを揃える習慣
・パトロニミック(父称)を重視

これらの慣習も地域や家族によって様々で、必ずしも厳密に守られているわけではないようです。現代では、グローバル化の影響もあり、より自由な名付けが一般的になってきているのも事実のようです。

⇒樹門流占術から世界各国の双子の名付けの情報について回答:日本語圏以外もしかり。おなじ運勢にならなければよいと判断します。これが前提条件の上で、同じイニシャルになってもよいですし、似た響きでも大丈夫です。ただ、似た音を嫌う傾向は、仮に似たような音だと生活の中で支障がありそうですので避けるべきかとは思います。

同じ画数はダメ


双子の名付けに関するネットの情報群に対して、樹門流姓名判断の回答を申しあげました。
その中で、同じ画数、すなわち同じ運勢にならなければ良いというのが主な答えにありました。
では、その理由についてです。
ちなみにこれは年の離れた兄弟姉妹であろうが、双子であろうが同じく同じ画数=運勢にしてはいけません。

「双子の赤ちゃんが無事に誕生」とします。
一卵性にせよ二卵性にせよ、双子の子どもを授かった場合、同時に二人分の命名を行う必要があります。
親であれば、どちらの子にも幸せになってほしいと願うのが当然の気持ちです。

名付けるからには必ず運勢が発動します。
これは宿命で内訳としては、
現実の生活では、名付けによって区別化(ID化)がされます。
運勢の世界では、名付けによって差別化がおこりえます。

双子の兄弟・姉妹であれば姓は同じです。
仮に鈴木さんであれば、鈴木姓の中で当然に考えなければいけません。

ですから、“一般”的な姓名判断において、良い運勢とされる総画数にこだわって命名すると、結果は双子そろって同じ画数になることが多くなります。

例えば、「康大」と「康久」(どちらも11画・3画の構成)や「紀人」と「美乃」(どちらも9画・2画)、「雄生」と「貴代」(どちらも12画・5画)。
いずれも名前の音は異なりますが文字の画数は完全に同じです。

これは樹門流姓名判断の見地からすると、『同姓同名』とか『同格同名』と判断します。
同じ画数=同姓同名である場合、樹門流姓名判断では運勢が同じだけでは留まらず、お互いに運勢のうまみを奪い合います。
この奪い合いを兄弟・姉妹(親子も)が運勢的に争う様や、もしくは同等の類におちいることは避けなければなりません。

健康面、経済面、愛情面のバランスと継続性が良ければ、簡単にいうと生きやすさにつながります。
生きやすさとは健康であり続けること。経済面でご飯に困らないこと。愛情面に対しての深い悲しみ、憎しみなどがなく、平穏であることです。
しかし、同じ運勢になるとそれぞれ三つ(健康面、経済面、愛情面)の対象にたいして、運勢的な戦いがおきます。
すると人生の結末は全くことなる運勢になっていきます。
双子であっても、まったく違った人生を歩むことになるのです。

兄弟姉妹の中で、兄が経済的に恵まれているとすれば、弟は困窮していくかもしれません。姉の愛情面が申し分のない人生を送れたという一方で、妹は離婚などで愛情面が弱い人生によって悲嘆に暮れるかもしれません。

余談にはなりますが、他人同士が偶然、同姓同名になった場合は心配ありません。
ただし、同じ会社で、同じ土俵、同期であるなど、社会における関係性が近ければ近いほどライバル関係になります。
目指す方向、目指す運勢は変わりはないので、“出世”という果実の奪い合いをするようになります。

さらに余談ながら、田中宏和さんという方が全国にいる自分と同じ同姓同名(田中宏和さん)の会を結成したと以前テレビで取り上げられたのを観たことがあります。
現在、257人のタナカヒロカズさんが在籍中とのこと。
ただし、音が一緒であればいいので同じ漢字であるしばりはないようです。
気になるところではこの257人のタナカヒロカズさんの輪の中に入り、同じ漢字の人たちから同じ運勢である特徴をデータ化をいつしかしてみたいです。


ここからは先の記事
・魂の遺伝と双子の関係
・双子の因果と対処法
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