姓名判断の魂ゆら占い

一般的な姓名判断の物語

赤ちゃんの命名は「総画24画・31画」だけを注意すれば良い？！１

「鈴木吉」さんの運勢

「鈴木吉」は総画24画だから【理財】があると、
一般的な姓名判断ではそう判断することが多いでしょう。

「佐藤丁」さんの運勢

「佐藤丁」は総画31画になり、そうなると【棟梁運】といって、
仕事に携わるその業界で頭角をあらわしやすいと
一般的な姓名判断ではその理解が多いと思われます。

総画または総格とは、漢字の総合画数の和のことです。
決してそれだけではありませんが、
一般的姓名判断で総画とは、
中心的な運勢指標になります。

なので、総画24画、総画31画を中心にして、
?大吉”とする姓名判断・名付け（命名）の書籍は多いです。

なぜ、それを大吉としているのかは
これらの画数を持つ人々に成功者が多かったという
統計からだと思います。

AI（chatGPT）に売り筋の本を尋ねると、
「たまひよ」シリーズの名付け本が売れているとのこと。
これも総画24画・31画などを大吉としていることでしょう。

したがって、それらの書籍を手にした皆さんは、
自身の名字にあった名前の画数の和で、
その総画24画、総画31画などへ整えて、
命名へのゴールを目指すかと思います。

樹門流姓名判断の物語

一方、樹門流姓名判断では、
先に挙げた「鈴木吉」さんの運勢を
総画24画だから理財があるという見方をしません。
樹門流姓名判断は全体をバランスで観ます。
すると「鈴木吉」さんは次のように占います。

元来末っ子に生まれた方が幸せで、
仮に長男もしくは長女で生まれると、
不都合な人生運になります。
反対に末っ子に生まれた場合、道は穏当で、
その前提にして飛躍してお金だけではなく、
人生が裕福に満ちることもあります。

このように姓名の運勢のバランスの結果から、
定められた家系や家族の中のポジションが
ハッキリしていて、それらとその他の要素も
複合して全体を判断している感覚があります。

樹門流占術の内容を少し細かくいうと、
祖父母や父母の感情が遺伝して運勢をつくります。
プラスアルファで祖父母の〇歳の時、父母の〇歳の時の感情が加わり、
それゆえに、親、子、兄弟でも性格の違い、運勢の違いが出てきます。

話を戻しますが、「鈴木吉」さんが24画だから理財である、
とする解釈は樹門流姓名判断では決してしておりません。

これまた、先にあげた今度は「佐藤丁」さんの運勢も、
樹門流姓名判断でみてみましょう。
「佐藤丁」は総画31画で
ゆえに頭領運（パイオニア）があるという見方をしません。
繰り返しますが、運勢全体をバランスで観ますので、
「佐藤丁」さんは次のように占います。

束縛されるのが嫌いで、感性に優れ、わがままな人とも解きます。
まるで徳川家康のように天下盗りにもなりえますが、
その場合は耐えがたきをひたすら耐えるのであれば、
天下を盗ることが可能です。
条件付きで、「佐藤丁」さんはパイオニア的位置に立てることはありますが、
31画だから頭領運になるとは解釈しないのです。

戸籍申請は14日以内

赤ちゃんの命名は「総画24画・31画」だけを注意すれば良い？！２

現実問題として戸籍申請・名付けは
14日以内に名付けなければなりません。
余談ながら、14日を過ぎて、
命名した名前を戸籍申請としたとします。
すると場合によっては、役所では対応できず、
裁判所が受理できるかの大ごとになります。
したがって、誕生後はすみやかに
名前を申請しなければならないのは
定説通りとなります。

一般的姓名判断にて「24画」で名付ける願いは、
お金持ちになってほしいとする願いもあるでしょうが、
ひとかどの人物になってほしいのが根底の親心かと思います。

そこで二つのお名前を例にしましょう。
まずは冒頭の「鈴木吉」さん。
「24画」となり、親の願いは先の通りと願います。

次に、新規の名前として「山本寛」さん。
彼も「24画」で、一般的姓名判断を通じての命名であれば、
経済的にたくましい人物になる予定であるわけです。

樹門流姓名判断にて、
「鈴木吉」さんと「山本寛」さんを二人の鑑定をしてみます。

「鈴木吉」さんはさきほどもお伝えした通り。
元来末っ子に生まれた方が幸せで、
仮に長男もしくは長女で生まれると、
不都合な人生運になります。
反対に、末っ子に生まれた場合、道は穏当で、
その前提にして飛躍してお金だけではなく、
人生が裕福に満ちることもあります。
追加補足としては、性格は養子相といって、
だれかのために尽くす運勢で主体性は他人にあります。

「山本寛」さんはどうでしょうか。
束縛が嫌い、干渉されるのが大嫌い。
自分が一番偉く、自尊心が非常に高い人になっていきます。
決断力、行動力にも優れているために
仕事では頭角をあらわす可能性があります。
ですが、その一方で愛情面は非常に弱いところがあり、
樹門流姓名判断では単純に喜べる運勢とはなりません。

付け加えると、幸せな名前とは、
健康、経済、愛情がバランス性があって、長続きすることなので、
良い面はもちろんありますが、
全体的なバランスから判断すると
二人とも良いとは言い切れません。

二人の名前のレビューとしては
一般的な姓名判断では「２４画」と、ひとくくりの内容になりますが、
樹門流姓名判断では異なる内容になりました。
このようにまったく違う鑑定結果になることがほとんどです。
そのようにご認識していただけるとありがたいです。

一般的な姓名判断の果ての物語

赤ちゃんの命名は「総画24画・31画」だけを注意すれば良い？！３

一般的姓名判断では命名書籍で総画31画が大吉で良しと考えるのであれば、
その崇拝者や書籍ファンの中には、兄も弟にも、
総画31画にて名付ける可能性はゼロではないはずです。
事実、同じ画数の兄弟姉妹は本当に多いです。

兄弟姉妹で同じ画数になると、
樹門流姓名判断では全く同じ運勢になる可能性が高くなります。
以下、すべて仮名です。

姓＋名で総画31画にする場合

※父と子で同じ画数の例

上から兄弟、姉妹、父娘の3組がすべて、
まったく同じ漢字画数となります。
つまり、家族の中で同じ画数の人がいることになります。
すると当姓名判断では全く同じ運勢型となります。

現実の人生では、
同じ運勢になると、
頭脳性も性格も、人生の使命も、
その人生を積み重ねた運勢までもが同じものを狙います。
しかし、興味深いのは、同じ性格や個性に見えないことがほとんどです。

同じ家（血系）の中に同じ運勢の人がいると、
どちらかが運勢の旨みを消費します。
仮に現実的に兄弟仲がよかったとしても、
同じ運勢の兄弟（姉妹）同士は運勢のつぶしあいをするようになります。

たとえば、兄が優勢的な運勢（人生）であれば、
弟は劣勢的な運勢（人生）になる場合があります。
場合によっては兄が劣勢、弟が優勢な運勢ということもあります。

そもそも同じ運勢になるには理由があります。

まだまだお伝えしたい内容は続きます。

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