二代目樹門幸宰
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“挑戦状”
ポストに投函されていた営業案内のパンフレット。
当、樹門流占いから見ると、ある種、“挑戦状”にも見えなくない代物でありました。
送り主は所在調査、家出調査、浮気調査、身上調査などを行う、いわゆる「調査会社」で、一緒に同封された手紙の内容には次の通りのことが書いてありました。
「占い師の皆様は、日々人生の岐路にあるお客様に助言をされていると思われます。
あとはそこに事実さえあればお客様は決断しやすく、より輝ける人生に導けると思います。」
つまりは、お客様が姓名判断による直接鑑定をする際に、情報の後押し・裏取りとして調査会社の活用はいかがでしょうか、というパンフレットの内容でした。
当占いからすれば、ちょっとした挑戦状にも捉えられる、という本記事のタイトルの提起でもあって、その意味をお伝えいたします。
樹門流占い×調査会社
率直に、この占いには調査会社の情報は活用できません。
他の占いはわかりませんが、少なくとも当占い(樹門流姓名判断のほかにも、樹門流家相、樹門流手相があり、三つが連動しています。)では、その利用が難しいと強く思います。
樹門流占術の名前と家相、手相の連動性についてお話しいたします。
・その運命があるためにその名前がつきます。
・そして、その名前(運命)にしたがった家に住みます。
・さらに、その名前(運命)にそった手相になります。
「名前、家相、手相のすべては連動をしている。」
これが樹門流占いの革新要素で、肝のひとつとなります。
名前が軸になり、その家相(そして手相)になります。ですから、三つのうちの一つを読めば、その人の運命が見えてくるわけです。
運命の正体は名前や家相、手相に潜む運勢がそうさせています。その運勢がたどる道が運命となります。
人の運命を調べる方法は、姓名判断だけではなく、家相判断や手相判断もあるというわけです。そしてそれぞれの手段で同じ人を占う場合は、得られる結果は大局的に同じ内容となります。
「名前が持つ運勢が良くて家相の運勢が悪い」や「手相が悪くて家相が良い」といったことは起こりません。
良い運勢の名前を持つ人は、良い家相の家に住みますし、良い手相を持ち合わせます。そして、逆に良くない運勢の人は良い名前・家相・手相にめぐりあえません。
名前は家相と手相の結果とつながる傾向にあります。
あくまで軸になるのは名前であり、姓名に合った家相に住み、姓名に合った手相が刻まれます。
樹門流姓名判断における鑑定内容の主軸は、その人の頭脳性、性格、人生、運勢という人生模様で、さらに奥なる鑑定要素があります。それらの内容を調査会社の“調査”で、まかなえるかは疑問です。
なぜなら、名前を読み解く樹門流姓名判断は、その内容が特殊だからです。
世間一般の占いが出す内容と、樹門流姓名判断で出す内容はあまりにも違うのです。
ゆえに調査会社が調べることは、実際にとても難しいと思われます。
以下が、その理由となります。
樹門流姓名判断の占い師による鑑定では、性格はもちろん、人生の模様という運勢をお伝えします。性格や運勢をお伝えするのは、他の占いと内容は違えど、概念としては共通事項かと思います。
決定的な違いは、樹門流では「あなた」が、家の中で“どこ”にいるのかをとても重視しています。
運勢は“遺伝”で伝わります。
通常、遺伝とは髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指しますが、樹門流占術では精神的な遺伝の情報までも、父母、さらには祖父母から遺伝していると考えています。
祖父母が、または父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“精神的な遺伝”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。
これを霊的な意味ではない“魂(精神的な遺伝子)”、「先祖の記憶」と言い換えられます。
その記憶とは何れも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。マイナスだったものをプラスに、その想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。
他の占いとの決定的な違い、その一つ。
「あなた」の父方でも、母方でもいいのですが、栄えていた、栄えていなかったというのが重要です。それが運勢の良し悪しを握ることが多くなります。
ゆえに祖父母、父母、「あなた」の遺伝で伝わる中で、良い人生を送る・送らないは、そのつながりこそが運勢の核をこしらえていきます。
もう一つの決定的な違いは、兄弟姉妹の位置も重要であるということです。
「兄・姉であるから優勢である」
「弟・妹であるから優勢である」
ということがあります。
たとえ、一人っ子であっても実際には兄弟姉妹の運勢が入り込んでくるものであります。(後述あり。)
兄弟姉妹の順番は、優勢、そして劣勢の運勢を生みやすくします。
樹門流占いの鑑定内容
先の二点をポイントとしてまとめ、ご説明いたします。
- 祖父母、父母、「あなた」がどのような状態だったかという重要性
- 兄弟姉妹の順番が「あなた」にとってどの意味をもたらすかという重要性
あなたにとって、これらの1.2の家の流れ、つながり自体が運勢に反映されていくようになります。
1.祖父母、父母、「あなた」がどのような状態だったかという重要性
もし祖父母が栄えていたら、あなたの運勢自体が栄えにくい名前になっていることが多いです。反対に、もし祖父母が栄えていなかったら、あなたの運勢は栄えやすい名前になっているかもしれません。
つまり、祖父母、父母、「あなた」という三代間の浮き沈みをもって、どの家も成立していて、それが姓(名字)の単位でみると、断絶したり、継続したりを繰り返していることになります。
これがすべて「あなた」の名前から読み解ける“名前”の不思議さであります。
具体的には様々な流れが「あなた」の名前から運勢を読み解けます。
以下、いずれも祖父母代の出来事としてのいくつかの流れをピックアップしましょう。
- 離婚や再婚の流れがあるのか
- 夫婦仲が悪かったのか(憎悪を募らせたのか)
- むりやり子供を捨てた(堕胎含む)
- 世間や身内から白い眼でみられたのか
上の出来事としてあげた「離婚や再婚の流れ」、いわゆる祖父母が離婚をした場合は、あなたも離婚を経験し、つらく寂しい想いをすることがありますし、祖父母が「むりやり子供を捨てた」場合は、まるで捨てられた子が泣いたように、あなたは主体性がない人生を実際に歩むことにもなるなど、切実さや悲哀が運勢に宿り、それらの人生を送ることになります。そのような名前になっています。
2.兄弟姉妹の順番が「あなた」にとってどの意味をもたらすかという重要性
一人っ子(女の子)なのに、名前を樹門流姓名判断すると「2女相」と答えが出ることがケースとしてあります。この場合、一人っ子なので戸籍は長女ですが、当方では二番目に生まれた女の子と言っているわけです。
ほかの可能性の候補としては、両親の間に一人の女の子は流れてしまい、次に一人っ子のあなたが戸籍の長女として生まれた。または母は再婚で、父と結婚する以前の初婚の男性との間に、一人の女の子がいた(いる)という可能性すらも見えてきます。
「2女相」、場合によって「3男相」など、名前から判明する出生順位(しゅっせいじゅんい)なる概念を駆使すると、夭逝(ようせい)する兄弟姉妹という事実も鑑定にて浮き彫りになることがあります。
この出生順位とは、樹門流姓名判断の世界のみで判明する内容です。
つまり、出生順位とは「あなた」が生まれた本当の兄弟姉妹の中の順位を表すことになります。もしこれらの事実を両親から大昔におぼろげに聞いていて、樹門流占い師が鑑定時にサラリと言い述べたら、きっと素直に驚かれるはずです。実際に感銘されるお客様も多くいらっしゃいます。
本記事の主旨から割愛となりますが、これらの出生順位があなたの子、孫へと重要な運勢の鍵を握ることになります。
裏取りは不可能
今日のタイトル「樹門流姓名判断 V.S. 調査会社からの“挑戦状”」は、樹門流姓名判断の内容と、調査会社は相容れないという結論を目的としました。
ここまでお読みになり、どのように感じられましたでしょうか。
上で説明したように「あなた」の名前から出てくる占いの内容は、第三者の調査会社に依頼して、情報を吸い上げることはできないと思います。
要するに、樹門流占い師による直接鑑定とは、運勢も含め、お客様にまつわる家系の中の遺伝情報について、それも父や母から一瞬の口伝えで聞くような家系の出来事について、それを名前だけで読み解く鑑定内容になることがあります。
ですから、お客様を通さずに完全なる第三者が知り得ることは、限りなく不可能なことと認識しています。
余談として、調査会社の価格・金額面をみるといわゆる内部調査は1件あたり、数万円かかるとのことでした。お金だけみても、お願いすればするほど赤字になってしまいます。
時間もかかるでしょうし、どんなにプラスに考えても調査会社の採用は無理があります。
決して裏取りをしない・していない樹門流占い師による姓名鑑定をご希望の方はぜひお問い合わせください。
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