二代目樹門幸宰
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星占いのバリエーション
“姓名判断”占い師の二代目樹門幸宰です。
おそらくみなさんもよくご覧になったであろう、昔からある雑誌にのっている牡牛座や乙女座、さそり座の類いの占い。
いわゆる星占いですが、実はその星占いはたくさんの種類があります。
今日の主旨は、星占いの概要・内容を知って、自分に適している占いを選びたい方に向けた記事です。その一方で当方の専門である“姓名判断”との対比も交えた説明をいたします。あれこれと検討していただければと思います。
星占いのバリエーション
星占いの定義をあげるならば、生年月日を軸に、その生まれた“位置”から、性格、性質、思考、運気のバイオリズム、運命などの流れを占うものです。
星占いは種類が豊富です。
四柱推命、九星気学、西洋占星術(ホロスコープ)、数秘術、算命学、宿曜占星術をあげてみましょう。
前置きとして。
私、二代目樹門幸宰は樹門流姓名判断のプロフェッショナルです。
ただし星占いに関しては、門外漢の中の門外漢、完全部外者の書き起こしになります。もしご興味を持ちましたら、最終的にはご自身で正しく確認をして、めいめいの占い(鑑定)へと進んでいただけると嬉しいです。
項目は占いの概要・内容と、そしてもし運勢、運気がわるい場合の対処法をピックアップしています。
各占い師の先生、解釈に誤りがありましたらご容赦くださいませ。
四柱推命
概要
東洋生まれの占星術です。
人が生まれながらにして持っている性格や、素質、能力を理解し、 その後の運命や宿命を予測します。
生年月日の、年・月・日・時間の四つの柱から「命式」という判断表ができます。それをもとに、自分の性格や運勢傾向を把握します。本質や方向性、相性を知る。これからの運勢を知るというわけです。
四柱推命の中でも流派によって違うかもしれませんが、生涯の運勢や向こう十年の運勢、1年の運勢のように刻んだ運勢も見ることができます。
占う範囲
一生、10年、1年、半年、1か月、1週間、1日
鑑定結果が悪い時の対処法
運勢が悪ければそれを深く考えることに重きを置いて、そして戦略の立て方を駆使することを考える。悪い場合は受け止めること。気を付けて日々を過ごすことのようです。
「空亡」と呼ばれる不運の時期があるらしいですが、克服方法はズバリ、マイナスな気持ちにとらわれないことのようです。
私の鑑定内容
四柱推命の鑑定結果は、今年はトラブルが起きやすいけれども、来年は好調な年のようです。…今年はもう何もしないほうがよいのでしょうか。
西洋占星術
概要
言葉の通り、西洋生まれの占星術です。
ホロスコープという星の配置図を作成して、人や社会を結び付けて占います。自分の生年月日と生まれた時間(※)と、出生地の位置からみた星座と惑星の位置の図=ホロスコープから人生を解く占いとなります。ホロスコープは一見、幼少期に見た天体早見盤に見えなくも無いですが、いずれにせよホロスコープはとても大切になります。
※不明であってもわずかな誤差のようです。
占う範囲
一生、10年、1年、半年、1か月、1週間、1日
鑑定結果が悪い時の対処法
西洋占星術に限らず、西洋系の占いはネガティブな鑑定内容も、言いようによってポジティブな解釈をして伝えるところがあります。不都合を把握して次元を変える。自身の欠点や未来を早めに把握できたのはラッキーで、それを避けられるよう対策をしましょうとのことです。
私の鑑定内容
私の生年月日から、東側の一方に固まり、一つだけ逆サイドのホロスコープが出来上がりました。
太陽は乙女座で冷静、合理的なタイプ。月は牡羊座で好奇心旺盛。さらに対人運が水星、金星が力を及ぼしている。星の配置から運勢が固定化されていく印象でした。
2022年は自分自身に完璧を求める年になりそうとのことで、思わず期待しちゃいます。
[太陽は乙女座]のようにこの部分だけを切り出しているのが冒頭にあげた雑誌でよく目にする星占いです。それは極めて断片的であり、本来は様々な関係性をみるのが正しいようです。(この考えにも流派の違いがあります。)性格と運勢を知り、自分が向かう方向性が正しいかを理解できます。
また同じ生年月日でも生まれた時間が違うと、異なる運勢になるということです。
九星気学
概要
東洋占術(日本生まれ)です。生年月日から9つの宿命を読み解きます。
生まれた時の地球上に循環するエネルギーである「気」の配置が、その人の運命を決定します。それゆえに生まれた年を重視します。
本人の運勢や性格・能力・適職・恋愛傾向から、家相(家が持つ運勢)にまで幅広く応用できる占いという印象があります。
吉方位に行き運勢を上昇させたり、凶方位へ向かう機会を減らすことで、開運を狙うようです。
占う範囲
9年、1年、半年、1か月、1週間、1日
鑑定結果が悪い時の対処法
運勢が悪い場合は攻めから守りへと考え方を切り替えるなど、心の持ちようをすすめられます。また、自分の宿命の凶方位に移動や引越しすることになってしまったら、「方位除け」「八方除け」などの祈願を神社でお願いするようです。
私の鑑定内容
私の生年月日を当てはめると「六白金星」ということで、2022年は次の飛躍に向けての足場固めの一年とのこと。さらに毎年、吉方位、凶方位は違い、私の場合の今年の吉の方角は北、西、北東で、「ゴールド」がラッキーカラーでした。
数秘術
概要
西洋占術です。
「1」から「9」の数字は単なる記号ではなく、数字それぞれには固有の意味がある。その数字から運命、使命、才能、性質を数字で読み解く占術です。目的は人生を進むための手かがりのようです。9年を周期するバイオリズム占術です。
占う範囲
九年、1年、半年、1か月、1週間、1日
鑑定結果が悪い時の対処法
今の運気が悪い時は、動く時なのか、動かない時なのか、次のステップを見つめることが重要で、いわゆる、過ごし方を見つめるようです。
私の鑑定内容
まず生年月日をすべて足し切ります。
(例)1976年9月11日の場合
1+9+7+6+9+1+1 = 34
3+4= 7 (運命数)
生年月日をすべて1桁まで足し切った数字を「運命数※」と呼び、運命数を下に、性格、仕事、恋愛観、ラッキーカラーを把握します。私の場合、短所においてはガンコな所があって、そのガンコさを私が認識した上で覚悟すべきという内容でした。※11や22のゾロ目数に特別な意味があります。
算命学
概要
東洋占術です。
自分の生年月日から図式「命式」を作ることができます。西洋占星術は天体の動きを直接的に判断することに対して、算命学は天体の動きを暦に置き換え、いわば間接的に判断する占星術となります。自分と自分以外の人の相対的関係から、運勢を割り出す特徴があります。
親・パートナーとの相性、家庭運。中年運や晩年運などもわかります。
なお、天中殺という凶の概念があり、その時期は新しいことをしてはいけないようです。
ちなみに細木さんの六星占術はこの算命学と解釈は違いますが、六星占術にある、大殺界は算命学でいう天中殺と凶の概念は一緒のようです。
占う範囲
一生、1年、半年、1か月、1週間、1日
鑑定結果が悪い時の対処法
行動を起こしてはいけないようです。
次に動くために知識や学びの期間で、将来の計画を立てることが必要という主旨でした。
私の鑑定内容
その時期は新しいことをしてはいけないとされる、私の天中殺は、2030年2月からの一年間のようです。
ほんとに何もしてはいけないのでしょうか。
宿曜占星術
概要
東洋占術(インド占星術をベース)です。
生年月日から導き出した図式「宿(しゅく)」から、その人の性格や才能、相性などを占います。特徴として、人間の相性を見るのに最適な占いとのこと。27宿がぐるっと配置された「宿曜盤」から、自分の宿と占いたい相手の宿がどのような位置関係にあるかを割り出し、二人の関係を占います。
占う範囲
27年 or 28年、一年、半年、1か月、1週間、1日
鑑定結果が悪い時の対処法
活躍できれば活躍して、悪運を退ける努力をして心身を再生させ準備を整えてください、とのことでした。
私の鑑定内容
27の宿から、私は「畢宿(ひっしゅく)」の宿でした。
「真面目で質実剛健。頑固で融通がきかない面も。いわゆる大器晩成タイプ。時間をかけて進んでいく。」
…楽しみなことです。
姓名判断のバリエーション
今回、星占いの説明の対称軸に持ってきたのは、当方の専門である姓名判断です。星占いと姓名判断の明確な違いはいろいろあり、まず占う期間の違いがあげられます。
星占いが占う最小期間は今日一日から、最大期間は一生涯です。
一方の姓名判断の占う期間は、基本は一生涯の運勢です。
中でも当方の『樹門流姓名判断』と、それ以外の「一般的な姓名判断」には明確な違いがあります。その説明をいたします。
一般的な姓名判断
概要
東洋占術。
明治時代の日本生まれで、意外と歴史は浅く、熊崎健翁氏が作成したのが姓名判断のルーツとなります。ご子孫は東京にある五聖閣を運営しております。複数ある姓名判断の流派は熊崎氏からの派生です。
計算式は名前からそれぞれの画数を算出し、出した和を運勢の判断基準とします。一番重きを置くのは名前をすべて足した総合画数である総画で、例えば31画であれば人の上に立ち社会を動かす頭領運で特に男性であれば吉となります。
画数の和で画数さえわかれば、あとは足し算の世界となります。
占う範囲
基本は一生
鑑定結果が悪い時の対処法
流派によってことなりますが、究極には新しい名前になるかと思います。
私の鑑定内容
私の場合は旧字、新字で名前の漢字の総合画数である総画は異なります。
もし総画42画の場合であれば、「努力が報われない中途挫折の運勢。物事に取り組む力を養うことに専念しましょう」とのこと。
総画44画であれば、「悲運の一生。たいそう運が悪く、犯罪を犯し罪人になるようなこともある」ようです。
かなりやばいです。
樹門流姓名判断
概要
始祖樹門幸宰が発見した姓名判断法。旧来の姓名判断法のようにまずは名前から画数を出しますが、その後の計算式は一般の姓名判断とかなりことなります。
そしてその計算結果をバランスで判断して運勢を読み解きます。
なお、それらの運勢は隔世した祖父母からの遺伝で成り立つことを仮説証明する姓名判断法です。
いうなれば樹門流姓名判断は”遺伝姓名学”ともカテゴライズできます。遺伝姓名学を簡単にいうと、代によって良い時代と良くない時代を交互に繰り返す、ということです。
この占術で占うメインの内容は頭脳や性格、人生全体(運勢)です。
あえてわかりよく男性の寿命を例にすると、祖父が短命であれば、その子である父は長命、そして孫息子は父より寿命は下ります。
要するに、マイナスの生き方をした先祖がいれば、プラスの生き方を送る子孫が出現する可能性が高まります。名前によって頭脳や使命、性格はもちろん、人生の浮き沈みがわかります。
完全に体系化された学問、姓名学となります。
占う範囲
基本は一生
鑑定結果が悪い時の対処法
程度によってことなります。
運勢の究極の転換は新しい名前への改名です。現状のお名前が持つ運勢よりも、健康、経済、愛情の充実とバランス、その永続性を狙います。
私の鑑定内容
始祖樹門幸宰の子ながら私の出生時にはまだ樹門流姓名判断は完成しておりませんでした。誕生時の名前の運勢は健康運、経済運、愛情運のバランスが悪く、さらに継続性が弱い名前でした。
小生が9歳の時に改名をしました。健康運、経済運、愛情運のバランス性、継続性を補う改名をし、現在に至ります。その意味では改名にて運勢の良さを体感・体験している一人であります。
原因があってその名前になります。生まれた時の名前の運勢も、9歳の時の改名後の名前の運勢も、祖父母や父母の精神的な遺伝があっての、必然的な名前であったと解釈いたします。
星占いと樹門流姓名判断
星占いの私の感想は、悪い時は一過性であるということ。だから悪い事がおきてもそれはやむを得ない。だから悪いことが起きたら何もしないのがよい。
もしその悪い期間が長ければ、おそろく雌伏の時であり、ひたすら忍耐せよという認識を持ちました。よく言えば、凶は、避け続けるなかで良い方向に向かうもの。そんな声が聞こえなくもありません。
むしろ運勢を良し悪しで言うことは、二流、三流の風潮として扱う気配すら感じました。
また星占いは姓名判断よりも解釈に幅があって、占い師によって千差の解釈、捉え方ができる占いではないかとも思えました。
一方、(樹門流)姓名判断は断言性がある占いとなります。
「50歳以降に栄える人。」「50歳以降に衰退する人。」というように運勢の良し悪しを判断します。
そもそも、運勢の悪さが忍耐だけで乗り越えられるのであれば、話としては占い自体が不要になると思います。
樹門流姓名判断の占い師が、生涯にわたり不運の一生の人と対面が叶うのなら、「雌伏(がまん)の時だから耐えなさい」とは決して言えません。その辞書はないのです。
むしろ、そのような運勢であるならば、未来を見越して改名をオススメするのが樹門流姓名判断となります。ここが圧倒的に大きな違いではないでしょうか。
名前で読み解ける運勢は、運命という一つの大きなカケラです。
ですから、究極には改名にて運勢の転換をはかり、好転を狙います。最初の名前が良くない運命であれば、最後の“カケラ”が重要になります。最後の名前を良しとすることを狙います。
結婚して、藤森花子(B)となってパートナーと添い遂げた人生であったとします。
(B)の名前で運勢の結果が出ます。なぜなら最後の名前が(B)だからです。
これらを分解すると、(A)の名前は運命です。(B)の名前も運命です。(A)から(B)の名前の変遷が宿命であったと考えます。樹門流占い師がわかるのは運命であって、宿命はわかりません。運命が悪ければ改名をススメルかもしれません。樹門流占い師も“人”である所以です。
まとめ
近代に至るまで東北人は冬の寒さを忍耐で乗り越えてきた歴史があります。江戸時代など、東北における厳寒の越冬方法はただひたすらに寒さのガマンでした。
囲炉裏や火鉢はあるでしょうが、さらなる暖かい暖房器具を開発するわけでもなく、断熱住宅の概念もなく、ただただ忍耐の冬だったのです。しかし、それはやめた方が良いと思うのです。
お住まいの地域によっては、比較的温暖の地域に一生住める人もいるかもしれません。ですが生涯の半分を寒さに凍えなければならない人もいれば、一生涯において寒冷地域に住まざるをえない人もいるはずです。
言わんとしたいのはその浮き沈みの程度はみんな違うわけで、そこに個人差において報われる占いと報われない占いがあるかもしれないということです。ご自身の予想される未来、または想像する未来の状況によって、星占いや姓名判断という占いを受けてみるのはいかがでしょうか。
二代目樹門幸宰
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