習慣
習慣性とは恐ろしいものです。
「これまで当たり前だと思ったこと…。」
それを少し変えることによって“世界”が変わることがあります。
たとえば。
子供が独立して夫と二人暮らしになった今、毎日の掃除方法を、重い掃除機からホウキだけに変えたら、家事が好きになり、余暇時間が増えたという些細なことから。
自動車は所有するものという考えから、カーシェアリングサービスにシフトしたら、意外と不便もなく、車にかかっていたお金が子供の習い事へと振り替えられた。
家庭の食卓も変化はあると思います。ウィークディでご飯をとる時間がバラバラだった家でも、在宅勤務が増えたことにより、家族一緒で食べる機会が増えて、家族との会話が多くなった、など。
私の場合は数年前になりますが、電車から自転車通勤にしたことにより疲れにくくなったことや、またタバコをやめたことによって、体が資本という大切さを理解できる良い機会を得られました。
今、このコロナ禍(covid-19)では、日々の生活から仕事の全方位において今までのあたり前が当たり前ではなくなりました。
そして、それはもっと進化することでしょう。
私どもの仕事で、コロナ禍で変わったことはオンライン(スカイプやzoom)の直接鑑定が増えたということです。
また先日、お客様ではなく営業会社との打合せがありましたが、ウェブ会議の効率の良さに感動しました。コロナが必要に迫られて革命を引き起こしたのです。
大小のレベルはありますが、このコロナで変わらない人はいないのではないでしょうか。
それにしても早くコロナは収束して欲しいものです。
この状況ですと来年もコロナの沈静化は怪しいですね。ワクチンの早期開発、早期普及が望まれます。
占いは好き?
さて、本題に近づいていきます。
皆さんは「占いは好きですか?」
このブログをご覧の方は少なからずご興味があることと思われます。
「興味」にもその程度があるでしょう。
いったい、どのくらい占いが“好き(=興味)”をお持ちでしょうか。
- Lv1.パートナー(自分)について一度だけ頼った
- Lv2.子供が生まれるからとりあえず頼った
- Lv3.人生の節目節目で占いに頼る
- Lv4.些細な事柄、出来事があると占いに頼る
- Lv5.毎日のレベルで占いに頼る
このように占いへの興味にはいろいろなレベルがあると思います。
ちなみに私がもしこの占いを知らなければ、まったく占い自体に見向きもしなかったことでしょう。いわば、上でいうところLv0に相当するかもしれません。
理由は現実主義だからなのですが、この占いを知り得て、感銘したからこそ今に至ります。
当、樹門流占術は一生読み解く占いです。
それは「今年が良い運勢」「来年は良い(運勢)」という占いではありません。
運勢が良いとは、人生トータルとして良い運勢を目指します。
良い運勢の質としては、健康に恵まれること。ご飯に困らない金銭。愛情に欠乏しないことです。これらの人生を通じて一定の豊かさがあることです。それらがバランスよく、長続きすることを『幸せ』だと考えています。
ですから、今年が良い、今月は良い、ましてや今日は良いというのを言っても意味がないと考えるのです。それは、夏は暑いから、冬は寒いから、良いとか、悪いと言っているものと同じようなことだと考えているのです。
さて、上にあげたレベルは五段階ですが、当方にお越しくださるお客様はLv1~Lv3が平均層のお客様となります。
時折、Lv4のお客様はいらっしゃいますがどちらかというと少ないお客様層だと思います。
他方のLv5のお客様になるとどうでしょう。
なかなかご縁がないのかもしれません。むしろ、Lv5のお客様は当方の占いに興味を抱かないかもしれません。樹門流占術は日々を占わない“占い”だからです。
Lv5の方を想定するに「日々の行いをどうした方が良い?」と占いに頼って決定する。私の想像をはるかに超えた形で占いに依存する方なのかもしれません。
当占いからすれば、その微細な日々の行動や日々の意思決定までもそれに頼り、正しい解を示すのは占いにはとても荷が重いような気がします。
なぜなら、それは神の領域だと思いますし、現実的に自分を失くしてはいけないとの思いからです。
頼りたい気持ちもわかりますが、細かな決定が正しいのかは誰もわからないのが真理ではないでしょうか。
こちらの考え方としては、日々の選択で間違うこともあるでしょう。
それはやむを得ないことだと思います。しかし、名前という運勢が良いものであれば、総体としては人生が太く守られるというように考えます。ですから、その意味では日々の選択に悩んでもしょうがないという概念にもつながっていくことになります。
仮に、当方の樹門流姓名判断が“良し”とする運勢のお名前の人であっても、苦しい時や忍耐する時があります。一時は凋落や衰退することもあるかもしれません。でも最後はバランスがよく、暗さより、光がある明るさの方が勝って終えられることが幸せだと考えるのです。
占いをやめてみる?!
いよいよ結論です。
Lv5の占い好きの方にお伝えしたいことがあります。
それはもう少し、「占い」に頼ることに少しランクを下げる提案です。完全に占いから離れるは荒療治でしょうから、少しだけ離れてみるとひょっとして世界が変わるかもしれません。
現役の占い師が言うのも変な話ではありますが、打算も少し働いております。
Lv5の方が当占術との接点を考えた時に、どうしても巡り合えないそんな寂しい感覚に陥るのです。
ですから、せめてLv1~Lv3に落ち着くことによって巡り合えるかもしれないと…。
また、占いから少し解放される日々はひょっとしてクセになるかもしれません。占いを“止める”ことで新たに見えてくる世界があるかもしれません。
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二代目樹門幸宰
二代目樹門幸宰
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