姓名判断の魂ゆら占い

赤ちゃんの命名は「総画31画か32画」を気にすればOK?

「総画31画・32画」だけ気にすれば大丈夫?

赤ちゃんの命名は「総画31画か32画」を気にすればOK?1
“強運”な赤ちゃんの名前を命名する際、「姓名判断でいう総画(総格)31画とか、32画を気にする」という話を聞いたことがあります。

総画とは、姓と名の総合的な画数で、姓名の画数をすべて足したものです。それ以外にも部分的に足したものを運勢の判断とする基準もあります。ようするに画数を合計した、「点」を重要視します。

当方の樹門流姓名判断では、姓名を「点」では見ず、「バランス」で見ます。それ以外にも数多くの違いがありますが、今日は点で見る既存の姓名判断と、当方のように名前、姓名を点ではなく“数字の並び”というバランスでみる姓名判断の、大きくその二つの姓名判断があるということ。よって、当方は姓名をバランスで見る樹門流姓名判断のプロであって、既存の姓名判断のプロではありません。
その視点からの既存姓名判断への見解となります。その旨、ご了承ください。

皆さんがよく目にする姓名判断に、「24画は理財運、31画は頭領運」という考えを聞いたことがある方がいらっしゃると思います。
しかし、総画で見る既存の姓名判断にも様々な流派があり、最良とする画数はその流派によって相違が見えます。

この総画31画という考え方だけを命名の参考にしても、不十分という流派もあります。
ですが、総画の概念は理解が早くなります。

例えば、先に挙げた「理財運=24画」のある名前を命名したとします。
その姓名判断通りであれば、理財つまりは金銭的に恵まれた人生となるのかもしれません。
それが何歳頃からそうなるのかはわかりませんが、やはり総画数による命名はシンプルで馴染みやすいかもしれないのです。

「総画31画」が普及したのはなぜ?

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この総画31画を良しとする“元祖”姓名判断は昭和の初期に創案され、一大ブームを巻き起こし広く認知されました。
この総画数の良数を定めるというのは、“思い切った=ドラスティック”な切り口です。その意味でわかりよいからこそ『姓名判断』という占いが一般に浸透したのかもしれません。

確かにその姓名判断法であれば、姓と名の画数を合計した時に31画数(総画数)になるように考えるだけなので命名はとても簡単です。
敷居の高さは漢字の画数だけです。

例えば、姓が山田なら、山・3画+田・5画で計8画になります。
よって「31画数(総画数)-8(姓の画数)」で23画数の名前を付ければよいということになります。
自分の運勢を気軽に占えるという点では非常に親しみやすい判断法だと思います。

先に申し上げた通り、総画などを起点とする姓名判断は昭和のはじめに生まれました。その後、時代を経て、既存の姓名判断法を源としたさまざまな流派が現れました。その中で31画も良いけど、32画も良いというように少し毛色が違う姓名判断法が生まれていきました。

他方、樹門流姓名判断の場合は名前をバランスで見ることで頭脳性、性格、人生運、愛情面。何歳から運勢が上昇・下降する。あなたが興隆する。子の代が興隆する。子の代は衰退する。
なによりも一番の大きな違いは、家のつながりの中で“わたし”がいるということです。それはどんな意味かと言いますと、どの家も栄えたり衰退したりなどの浮き沈みの中で祖父母や父母、自分へと繋がってきたということが(樹門流)姓名判断を通して理解ができます。

つまり、祖父母が良い時代であれば、孫は忍耐を強いられる名前に。祖父母が良くない時代を過ごしたのであれば、孫は人生を謳歌するような名前になるのが自然な形と考えるのです。

「運勢は遺伝で成り立つ」という考えなので、既存の姓名判断と比較すると、樹門流姓名判断はかなり独特なものと言えます。

占いはどのように選べばいいの?

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では、姓名判断(流派)は何を基準にして選択すればよいのでしょうか?
インターネットなどにより情報が得やすい時代だからこそ、どの姓名判断を信じればいいのかと逆に混乱してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最初から「どれが正解か」と身構えるのではなく、(時間があることが前提で)まずは多くの姓名判断に触れてみることをおすすめします。

一.血縁者、知人の名前で実際に占ってみる

第三者のことであれば客観視できるので、当たっているか否かの判断がしやすいかと思います。
いくつかの姓名判断で実際に占い、診断結果にうなづけるところを信頼するというのは最も実践的な方法でしょう。

ニ.その占いの理念に触れてみる

名前を入力するだけで簡易的な結果が出る占いだけでなく、占いのホームページに記載してある占術の理論的な部分を読み込んでみることも大切です。もちろんウェブに限らず、姓名判断占い師が出版した書籍を読むのも良い方法でしょう。

三.自分の中で条件を作っていく

どの姓名判断が優秀などという明確な答えが出せない中では、占いを知れば知るほど選択肢が広まり続けることでしょう。
その場合は命名の際に自分が重視したいポイントを軸にすることをオススメします。

情報が溢れる中でひとつの姓名判断を選択するのは難しいことですが、その占いの理念を掘り下げて自分でも納得できたり、少しずつ条件をつくっていくと選びやすくなるかもしれません。

そして「いざ!ここだ」と思う占い師、姓名判断を見つけても、いきなり赤ちゃんの名前の命名をお願いしてはいけません。
たとえば、あなたやパートナーの名前を鑑定して、占い師およびその占い、姓名判断の実力を見極めることをオススメいたします。
中には、鑑定結果がもってのほかというケースもあるでしょう。
占い師の探す上の注意点は、ゆとりのあるスケジュール間をもって動いてください。なにしろ、赤ちゃんの命名は誕生して14日以内につけなければいけないのですから。


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