まずはじめに
あなたにはかならず“運命”があります。
いや、「あなたは運命を持っています」といった方がわかりやすいでしょうか。
少なくとも樹門流占いは大前提として、人生を決して「たら・れば」の産物とは考えておりません。現実がそうなっているようにして、その運命とは良い人生もあれば、良くない人生もあります。
その人が持つ運命如何(いかん)で結末はことなるわけですが、次の構図があてはまります。
- その運命があるためにその名前がつく。
- そして、その名前に従った家に住みます。
- さらに、その名前に沿った手相になります。
「名前、家相、手相のすべては連動をしている。」
これが樹門流占いの革新のひとつであり、肝のひとつとなります。
名前が軸になり、その家相(もしくは手相)になります。ですから、三つのうちの一つを読めば、その人の運命が見えてくるわけです。
運命の正体は名前や家相、手相に潜む運勢がそうさせています。その運勢がたどる道が運命となります。
人の運命を調べる方法は、姓名判断だけではなく、家相判断や手相判断もあるというわけです。そしてそれぞれの手段で同じ人を占う場合は、得られる結果は大局的に同じ内容となります。
「名前が持つ運勢が良くて家相の運勢が悪い」や「手相が悪くて家相が良い」といったことは起こりません。
良い運勢の名前を持つ人は、良い家相の家に住みます。そして、逆に良くない運勢の人は良い家相にめぐりあえません。
ここまで紹介したように、家相は名前と手相の結果とつながる傾向にあります。
あくまで軸になるのは名前となり、姓名があった家相に住み、姓名にあった手相が刻まれます。
家相初級編
名前でみる姓名判断にくらべると、家相はあまり馴染みがないと思いますが、家相とは家が持つ運勢で、その運勢はいつか確実に顕在化するはずです。
《図1》
家相では、長男や次男、三男、夫、長女、次女、三女、妻というように自然とポジションが決まっています。
《図1》では、東西南北にズレのない家で、北東、北、北西、南東、南、南西に上の家族のポジションがあてはまります。
まず、東西南北のズレのない土地(地相)。そして同じく東西南北のズレのない間取り(家相)が理想になります。
しかし、全国の平均的“ズレ”の状況はどうでしょう。
日本全国のその割合はわかりません。碁盤の目を持つ京都市、札幌市、我が郷土の十和田市でさえも東西南北にズレがある土地が見られるので、全国の都市のほとんどは東西南北がズレているといってもよいかもしれません。良い家相、良い名前、良い手相は確率的にはレアとなるのはある意味、道理かもしれません。
《図2》
実際にズレがある土地や間取りは《図2》のようになっている場合もあると思います。東西南北にズレがある家では家族のポジションが空間に触れます。空間は無の概念の“欠け”であり、存在性が無いにつながります。
もしも“欠け”の場所があれば、そのポジションの人が不在という意味になります。
妻や夫のポジションが欠けであれば、不在とか存在性がなくなります。
夫の場所が“欠け”ている場合はどうように解釈するのでしょう。
いずれは生産性を欠く可能性もあれば、父として家がまとめる力もなく、いうなれば統括力がなくなります。仮に父がなんらかの問題で働けなくなってしまった場合で、その家は妻が家事専業で生産性がなくなってしまったのなら、妻は路頭に迷い、子供が幼ければ養育費等の問題にも発展します。
また年齢区分の概念があり、具体的に○歳から“欠け”が生じる年齢が算出もできます。
ですから、家相初級編としてはそれぞれの場所に家族のポジションがあることを認識していただくことです。そして東西南北にズレている、ズレていないということが重要だということです。戸建てであれば地相(土地)、そして家相(間取り)です。集合住宅であれば、家相(間取り)にそのズレがあるのでしょうか。
“欠け”がある家の物件であれば、家族の中の誰がその位置にいるでしょうか。
もしも、そのズレがわからない場合の奥の手としては、樹門流占い師による家相鑑定もあります。有料になりますが確実に運勢を理解できるのでオススメいたします。
家相の目的
「家相」とは、家の形状や間取りからそこに住む人に与える影響や運勢をみることです。良い家相とは、その家相に住むことによって、一に健康であることです。一に経済的に困窮しないこと。一に愛情面の継続となります。これは樹門流姓名判断(姓名学)および手相学にも通じる共通の概念になります。
今お住まいの家が樹門流家相で願うべきは、家族の平穏無事であることです。ですから、おのずと万人に必要な家相学に昇華するのです。
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二代目樹門幸宰
二代目樹門幸宰
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