執着
『執着する』『執念と化す』
執着は、ある物事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないことです。
一方、執念とはその物事にとらわれた心のことです。
あきらめないとか、捉えて離さないことは誰にでもあるはずです。
ですが、もしもそれがその場でかなわかった場合、時間が経てばそれを忘れることもあるかもしれません。完全に忘れることもあるでしょう。
しかし、表十字型になるとその様相は違います。あきらめないというか、あきらめきれない性分が備わっています。
表十字型(別名:F型)とは名前を樹門流姓名判断することによって、割り出される運勢の種類の一つの名称です。
運勢は遺伝で伝わります。
遺伝とは髪の色、骨格などの肉体的な遺伝のことを指しますが、樹門流占術では精神的な遺伝の情報までも父母、さらには祖父母から遺伝していると考えています。
祖父母が、また父母が為しえなかった想いを子や孫に託すかのように、“精神的な遺伝”をもって子孫の性格、そして運勢を形成します。
これを霊的な意味ではない“魂(精神的な遺伝子)”、「先祖の記憶」と言い換えられます。
その記憶とは何れも、生きる上で不都合と感じた悲しみや怒り、後悔などのマイナスの感情の記憶が、結果的に子や孫に伝わるようになっています。マイナスだったものをプラスに、その想いが子や孫の遺伝子にまで刻まれ、頭脳性、使命、目的、性格、人生と子や孫の運勢を形成します。
タテ型(別称:A型)や斜め型(別称:B型)のように、遺伝した運勢を的確にとらえた運勢の器の名称のようなものを「運勢型」と呼びます。それはみなさんの姓と名の名前から判断することができます。
それは個性であり、その個性が引き起こす人生そのものの種類をあらわしています。
「運勢型」が違えば、使命や人生の目的、性質、人生、運勢はすべて異なります。
表十字型(F型)は、一度関心をもったらさらに新たな情報を手に入れるまで決してあきらめず、時間的にすぐにそれが叶えられなくても、何年も何十年も、まるで頭の中のすぐ真横に記憶の引き出しがあって、何かの折に引っ張り出して、その時に執着した度合をいつでもすぐに再現することができます。
では、
下記ステップ表から魂ゆら占いの『無料姓名判断』を使って、自分の運勢型を把握しましょう。
たとえば、小さい頃に近所の裕福なお友達が遊んでいたラジコンが欲しかった。だが、家が貧しく買えなかったとします。
その「買いたい」という想いが鮮烈であればあるほど、大人になってもすぐにフラッシュバックするほど鮮やかな記憶として「買いたい」という強い衝動がよみがえります。
大人になり、何かのタイミングで余裕ができたら、夢だったラジコンを手に入れます。まわりから見たら唐突に見えても、自分の中では当然のような自然さをもって購入します。そのラジコンは今であれば、スケールアップしてドローンかもしれません。
これはラジコンだけではなく、習い事でも結構です。
昔「習いたい」と強く羨望したものの、家庭の事情で出来なかった場合、そこに全力でこだわり続けるのです。
執念の誕生
もう一度もうしあげますが、樹門流姓名判断では名前から運勢がわかります。
運勢を的確にとらえた器の名称のようなものを「運勢型」と呼びます。
「運勢型」を簡単に言えば個性であり、その個性が引き起こす人生をあらわしています。
まず「F型(表十字型)」の特徴は、思考や行動において自由を求めます。思考は常に最善をねらいます。その過程ではクルクルと風見鶏のようにその思いが揺れまわります。
サブタイトルは「奇人変人運」なのですが、その名のごとく、思考についてはなんかしらの理由で定置させません。今日“意志”を大決定したとしても、明日には平気でそれをくつがえすところがあります。
「運勢型」が誕生するためには原因が必要となります。
「F型(表十字型)」にも当然ながら誕生する理由があります。
キーワードは遺伝子です。それも感情の遺伝子がキーとなります。
まずもって名門とか、資産家だった家という条件が誕生に必要となります。
それは父方の祖父(父方のおじいさま)か、母方の祖母(母方のおばあさま)が名門・資産家(お金持ち)だったということが必要です。
同時に女系化という条件も加わります。女系というのは女性が軸になってその家を支えているという意味です。
その環境下の中で、浮気が原因となり夫婦間で「別れよう」「続けよう」という思いを何度も繰り返し、祖父母が苦悩した“感情”が必要となります。
そこにあるのは葛藤と矛盾、そしてその複雑な思いはわが身の解放を願う自由への欲求へとつながり、変則する思考を生みます。
これらの想いが今度は父母である子を介して「F型(表十字型)」である孫へと感情が遺伝されます。すると、孫である「F型(表十字型)」は“自然”と常識にとらわれない発想や言動の自由を求める個性が強い性格となります。
思考はクルクルと変わりますが、物事へのこだわりは特異で、一生それを捉えて離さないのが「F型(表十字型)」の特徴的な要素の一つとなります。
逆に、物事にあきらめない、執着しない、淡白であっさりとした「F型(表十字型)」は存在しません。
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二代目樹門幸宰
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