「家相」とは、家の形状や間取りからそこに住む人に与える影響や運勢をみる占術です。
樹門流家相は人体副左図といって、東から西に太陽が沈むように、時間も同様に東から西に流れていきます。
南側に人の体でいう頭脳があり、北側に下半身というように人体がそのまま当てはまります。
実際には、南に池があればその家の建立者の母が頭を病んだ。北に水周りがあれば子宮・前立腺などの下半身の病気にかかりやすい傾向がでてきます。
これまでさほど気にせずに住んでいた家というのも知らず知らずのうちに「家相」の影響を受けているものです。家を新築する家やリフォームする予定の間取り、会社用のテナントにいたるまですべてに「家相」が存在します。
樹門流家相について説明し、どんな力があるのかをまとめていきたいと思います。
そもそも「家相」とは?
姓名判断や手相と同じく、家相にも流派があり、とらえ方はそれぞれ違うようです。
昔からよく言われる「鬼門」は北東の方角に位置しており、忌み嫌われています。
ですが占いの見地から外してみると、北東の方角は日が入らないためカビが生えやすく、さらには冷えるためにトイレやお風呂、キッチンといった、身体に負担のかかる行為をするスペースを設けるには適さない方角なのだそうです。
鬼門を凶相とする流派があれば、家全体の相をみることによりその家に住む方々の運勢をも知ることができるとする流派もあります。
「家相が良くて姓名判断の結果が悪い」ということは起こりうるの?
樹門流占術は人の運勢を調べる方法としては、家相だけでなく姓名判断や手相判断もあります。
そして同じ人を占う場合は得られる結果は同じ内容となり、「家相が良くて名前の運勢が悪い」「家相が悪くて手相が良い」といったことは起こりません。
運勢の良い人は良い家相の家に住み、そして良い運勢の名前を持つものですが、逆に良くない運勢の人は良い家相にめぐりあえません。
家相は名前や手相とつながっている
ここまでで紹介したように、家相は名前と手相の結果とつながる傾向にあります。
軸になるのは名前です。姓名があった手相が刻まれます。姓名にあった家相に住むのです。
ですから家を建てる場合は、名前に沿った運勢通りの家を建ててしまいます。
樹門流家相では家族区分という概念があり、長男、長女、夫や妻というように家族のポジションが存在します。
たとえば、夫の場所がないという家相が存在した場合、夫の生産性や病弱、長期単身赴任などの問題が顕在化します。
「家相」「名前」「手相」1つでも占うことで運命が見えてくる
あなたがこれから住む家相は、あなたがご両親に名付けられた名前も運命によって決められています。
これら「家相」「名前」「手相」はご自身の運命から作られたものであるため、導かれている答えは共通した部分が多く、どれか1つでも占うことでその方の運命が見えてきます。
家相の力を知ることは家の運命を知るだけでなく、あなた自身の運命を理解するためにも大切です。