姓名判断の魂ゆら占い

正しく恐れる！

今日は新型コロナウィルス、いわゆる伝染病に対する樹門流姓名判断の考え方をお話しいたします。

その前に、改めて自己紹介をいたします。わたしは姓名判断を軸とする占い師の二代目樹門幸宰です。
名前を観るにあたって、その姓名の運勢がつながる名前なのか、つながらない名前なのかを直接鑑定（電話・スカイプ・ZOOMなど）で純粋に判断しております。
つながる名前とは『健康・経済・愛情』の三点がバランスよく、そしてそれが継続できることです。

三点の最初の「健康」とは、超人的な体力ではありません。働ける体力があること、恋愛ができる体力があること。
寿命にも法則性があるのですが、可能であれば健康で平均寿命まで生きられることです。

次の「経済」は、ごはんが食べられる財力があることです。
その経済力と切り離せないのは頭の良さではないでしょうか。
ある人は大学に行った学力を褒めるでしょう。またある人は学歴に関係なく地頭の良さを褒めるかもしれません。評価視点は様々です。
ですが、学歴があろうがなかろうが毎日のご飯に困らないことが必要です。

というのも、たしかに学歴は頭の良さを表す指標にはなります。そして、本人の学力向上に対する努力は称賛に値するでしょう。素晴らしいものです。
確かに、頭の良さはご飯を食べられることに直結しやすくなるとは思います。
思いますが、頭が良いからイコールご飯をいつまでも食べられる保障はどこにもありません。
「IQ世界最高レベルの天才少年。若干二十歳で急逝…。」
ひょっとしてこのような現実があるかもしれません。そしてその場合、残念ながら彼は継続する運勢ではないと判断できるのです。運勢は別次元に存在するのです。

三点の最後の「愛情」は、親子愛、パートナーとの愛情、子供への愛情が含まれています。
愛情が無ければこの世はたいへん無機質なものです。
子供がいる家庭では子供がいない世界は無機質と感じると思います。また、独身の人は親戚がいなければ、または近隣との会話がなければ生活は無機質なものと感じるかもしれません。

愛情の理想は親との関係が良好で、パートナーと仲良く、子供への愛情があれば子孫性へと直結していきます。
これらの三点「健康・経済・愛情」のバランスと継続が、生きる上で重要な要素だと考えるのです。

新型コロナウィルス

さて、中国が発端とされる新型コロナウィルス（covid-19）は日本のみならず世界中が困りはてています。
世界中のあらゆる場所で日に日に感染者、被害者の数は増加傾向にあります。

これ以前にパンデミック宣言を出された2009年ブタインフルエンザは、日本にあまり被害は及びませんでした。中国のSARS（重症急性呼吸器症候群）やアフリカのエボラウィルスも、日本に被害はなく対岸の火事でした。

この新型コロナウィルスが全世界、日本にも波及したという意味では、1918年に起きたスペインかぜ（インフルエンザのパンデミック）と同等のインパクトがあると言われております。
その意味では１００年ぶりの衝撃であり、いまだワクチンがないことも恐れを助長させています。ワクチンが早く開発されて、それが瞬く間に全世界に普及することを祈るばかりです。

現時点では新型コロナウィルスが鎮静化するまではまだ時間がかかる、と言われています。しかし、今のままこのまま経済を自粛し続けたとしたら、社会は、そして個人は疲弊してしまいます。それを少しでも緩和しなければいけません。そのためにはできるだけ新型コロナウィルスを“正しく”恐れることが重要だと考えます。

正しく恐れるに関連しそうな内容として、デンマーク首相がコロナウィルスに関する子供のための「記者会見」を開いて、質問に答えたというのがありました。
子どもから送られてきたビデオ形式のコロナウィルスに関する質問に、若き４１歳の首相が直接答えます。

エマ（１２歳）
コロナウィルスの隔離対策中でも外出していいのですか？

デンマーク首相
外出して大丈夫です。むしろ、ぜひ外に出かけてください。例えば、森や自然の中での散歩などは非常に良いことです。ただし、お互いから距離を取ることを忘れないでください。

マリー（１３歳）
（現時点3/14で２週間と設定されている）隔離対策の期間が延長になる可能性はありますか？

デンマーク首相
その答えは、今はっきり言えませんが、わかり次第、みなさん、ご両親、そして学校の先生方にお知らせします。

ユリー（１１歳）
もし私のおばあちゃんが感染したら、死んでしまうんでしょうか？

デンマーク首相
怖がる必要はないですが、周りの人たち、特にお年寄りは大事にして助け合ってください。

などなど。

参照：https://hyggelig-news.com/2020/03/14/17404/

北欧デンマークでは子供も政治に参加している風土があります。
子供に伝えるということはとてもわかりよいものにしなければいけません。
これが大切なことです。
なぜなら、子供にでもわかるということは国民全体の理解度の向上につながるからです。
まさにこれは正しく恐れることの見本のようなもので、経済の停滞を僅かながらも少しでも遅らせる効果があるのではないでしょうか。日本でも毎日でも国民に向けて記者会見をして不安を払拭してもらいたいものです。

樹門流姓名判断の考え方

最後に、新型コロナウィルスのような伝染病における樹門流姓名判断の考え方です。
人の死には自然死もあれば、病気による死、事故死があります。
樹門流占術ではこれらをすべてがその人の寿命とみなします。
先に掲げた三点の健康・経済・愛情は幸せの定義につながるものです。三点がバランス良く継続する名前を幸せだと考えるのです。

個人の運勢 ＜ 国の運勢 ＜ 世界の運勢 ＜ 地球の運勢

運勢は名前次第になります。ですが、一人ひとりの個人の運勢がはるかに大きな運勢に委ねられる場合があります。自分の領域の運勢よりも大きな運勢が現れた時、個人の運勢は「浸食」されることがあるのです。

例えば、わたしがいます。
わたしがもし良い運勢であれば、ある程度の寿命はあるかもしれません。それは個人の運勢の配下に委ねられているからです。これを“平時”の状態だとします。
しかし、そこに住む東京地区、日本、地球の環境のような大きな運勢が出てきた場合、その大きな運勢にむしばまれてしまいます。
極端な話ではありますが、わたしがもし個人では良い運勢であっても、地球に巨大隕石が降り注いだらわたしは死に絶えるのです。地球の運勢に浸食されるからです。　
運勢が平時ではない状態に支配されるのは恐ろしいことです。

平時を維持するためには、新型コロナウィルスを正しく恐れることが大切です。
自分は大丈夫といって、「不要不急の外出する」「手洗いを徹底しない」を繰り返すことによって、いつまでたってもこのウィルスは終息しません。
致死率が２％と言われている新型コロナウィルス。ひょっとしたら、大丈夫といってもその２％にひっかかるかもしれません。その意味では確率は半々にもなるのです。
もしも日本で医療崩壊が起きた時、運勢は“国の運勢”のような大きな運勢に委ねられるかもしれず、それはもう平時ではありません。それこそが樹門流の占いからみたパンデミックとなります。

平時の状態であれば、個人の運勢の範囲内で生きられるはずです。平時で無くなると国の運勢などの大きなモノに浸食されて、極端な結果さえも起こりうることになります。
正しく恐れることによって、
「自分もケアしよう！無駄な外出はしない！手洗いをしっかりする！充分な睡眠をとる！」
これを全員がすることによって、個人の運勢を“個人が担当”できることが大切なことです。いつも冷静に、新型コロナウィルスに負けないで、正しく恐れましょう！！！

関連記事

女であること、男であること 姓名判断通信教室・スカイプ個人教室のお知らせ