子どもが欲しいと思う感情は人間(生物)の本能です。
自分の遺伝子を残そうとする本能性を当占術では、『種族保存本能の法則』と呼びます。
そこにそのような運勢があるがゆえに、本能が「子供を欲しい」と自然と求めるのです。
あかちゃんを妊娠して約一年後に出産を迎えます。
一方、子供が欲しいのに「不妊」になるケースがあります。
ストレートにいうと、「不妊症」は運勢と関連はあるという見方をします。
今日はその仮説に基づいて、樹門流占術の見地から話を進めます。
非常にデリケートな内容ですのでご興味がある方だけがお読みください。
6組に1組
結婚した夫婦の6組に1組が不妊の検査や治療を受けたことがあるといいます。
「女性の不妊もあれば、男性の不妊もある。」
しかし、日本人男性にとっては不妊の検査を病院で実施するのはハードルが高いらしいのです。
幸いにして私と妻は実際に、不妊に悩まずに子どもに恵まれました。
ですが、なるほど、もしも私たちが不妊の立場に置かれた場合。不妊元が夫婦のどちらにあるかというその単純な確率論にすら思いが至らずに、男性である私は妻側のほうにその理由があると考えるかもしれません。
しかし、おそらく自然に迷わず、そのような感情になっていく気がするのは何故なのでしょう。
それは、社会的にどこかにそのような感覚・気分が残っているのではないかと分析します。
もしも全体的に、それが大方の気分であれば社会的な意識改革が必要です。
運勢下
実際にその不妊の原因が男性にあるのか女性にあるのか。現象としての答えは、そのどちらか、もしくは両方となります。
一つの結論にもなりますが、夫婦は運命共同体です。夫婦は二人で一つの運勢です。
つまり、夫婦は似たような運勢同士(同志)が出会うべくして出会ったことを意味しています。
名前を姓名判断すると、自身の家の中でのポジションがわかります。
『存在性』がわかります。
家を興隆させる「初代」がいて、次代の「二代目」、「三代目」と徐々に免疫力が弱まり、その姓が無くなる絶家代の人など、なんらかの形で清算をむかえます。
夫または妻が不妊ということはその原因が相手にあるにせよ、あなたの運勢はつながりにくい代ということを運勢的に認識した方がスムーズになります。
それは、当占術の『家三代の興亡の法則』でいう「三代目」に相当します。
祖父母や父母、そしてあなたにつながる家の中で巻き起こる興亡です。
名前(姓+名)によってどの代(初代・二代目・三代目)にいるのかがわかります。
まず「初代」にあたる男性は能力や体力の面で優勢で、その家を経済的に栄えさせます。
「二代目」は初代(父)が蓄えた経済性を維持し、男性はどこか頼りなく、しっかりとした女性と結ばれます。この時点で女系化がはじまります。
「三代目」となるとこれまで維持してきた経済性は無くなり、男性は劣勢の立場になり、強くたくましい女性と結ばれます。姓がとだえたり、没落するなど、家がつながるかどうかの瀬戸際の代にあたります。
西郷どん
2018年大河ドラマの「西郷どん」で女優の北川景子さんが好演された篤姫。
彼女は数奇な人生をたどります。
薩摩藩(鹿児島)出身の彼女は、22歳の時に政略的に13代将軍家定と結婚させられます。
生来病弱で障がいをもっていたといわれる家定との結婚生活は約一年半。彼が結婚早々に亡くなってしまったため、子どもは授かりませんでした。
輿入れから10年目篤姫32歳で幕府は瓦解します。(江戸幕府滅亡)
その後も49歳で亡くなるまで再婚することもなく、幕末・明治の激動の中、徳川家のために身をささげます。
篤姫の晩年の写真が残っていますが当時としてはかなり大柄な女性です。また健康体にも見えます。
もはや医学的な証明はできませんが、もしも不妊の原因が篤姫ではなく家定であった場合、篤姫は後に再婚をすれば子どもが授かったかもしれません。
しかし、歴史的事実としては篤姫に子どもはできませんでした。
つまり、その事実関係だけをみても篤姫と将軍家定夫婦は、家が絶える『絶家代』に相当する運勢があったと考えることができます。
二人で1人
不妊治療はたいへんツライものだと聞いております。
もう一度申し上げますが、夫婦は二人で一つの運勢です。
相性には家がつながらず閉じる時に出会う絶家代の相性と、家がつながる・継続するときに出会う継続代での相性が存在します。
究極には運勢は二極化となります。
しかし、どうか悩まずに、望む結果ではなくても前に進むことが“あなた”にとって明らかにプラスになるはずです。
不妊治療の末にお子さまが生まれたらとてもラッキーです。
しかし、そうはならずとも、夫婦が仲良く暮らせることもとてもラッキーなことなのです。
「不妊」と名前の因果関係。それは明確にあると考えるのがこの樹門流姓名判断となります。
運勢を知ることからすべてが始まると考えています。
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