理想の土地
あなたが、住んでいる土地は、理想の土地でしょうか。
樹門流の家相(かそう)学には理想の地相、そして理想の家相というものがあります。
地相とはその土地が持つ運勢、家相とは家(間取り)が持つ運勢のことです。
理想の家(家相)を得るためには、まず理想の土地(地相)を得なければなりません。
そしてそれはそうそう見当たりません。
今日は理想の地相についてです。
- 「欠け」のない長方形の土地
- 東西南北に平行している土地
- 道路に対し直角に立地する土地
1.「長方形の土地」としていますが、理想は「東西に長い長方形の土地」となり、さらに理想をいうなら「東西に長い黄金比の土地」となります。
その黄金比の割合は南北1:東西1.618となります。(図1参照)
ともかくも「欠け」のない長方形の土地が良いと覚えてください。
2.いくら長方形の土地でも、東西南北に平行していないと、図のように四隅に「欠け」が生まれます。(図2参照)
3.図3のように道路に対し直角でない土地の場合、建物をたてるにしても[建物A]か[建物B]の二通りしかできず、家相的にすすめられません。(図3参照)
一方で、[建物B]のように道路に平行に建てた場合、建物は東西南北に平行していて良いのですが、土地の「欠け」は依然として残ります。
実際に[建物B]のような家に住むと、土地の形状にあっていないズレから違和感が覚えるかもしれません。
土地選びに大切なこと
「欠け」はその欠けた場所によって、家族の中の誰かの不存在性を生みます。「欠け」の場所が多ければ多いほど、それが該当する家族の数は増えていくのです。
土地の選びはとても大事です。
理想の建物を建てようといくら頑張っても、地相が悪ければ、それによって支配される運勢は感心できないものになるのです。
ではなぜ理想の土地はなかなか見つからないのでしょう。
それには理由があります。
なかなか見つからないところにあなたの運勢があるからです。
なぜなら、名前が持つ運勢に適した家相がマッチングして住むようになっているからです。
名前が運勢の総軸となります。
名前が起点で運勢が発動します。
その名前が元で手相を刻みます。そして今日の課題である、その名前が持つ運勢に符合した家(地相・家相)を求めます。すべては連動しているのです。
その名前にふさわしい家相を持つ家を求めます。
たとえば、その家を建て住み続けて三十年。
世帯主は親から子へ変わりバトンタッチをしました。そしてその子も長年に渡りその家で暮らしました。
住み続けられた理由は、その子は良くも悪くも、その家に相応しい名前があったからだと考えます。
反対の現象を考えてみます。
その家で育った人が成人後に家から離れ地方に就職。
そしてその地方の女性と所帯を持ちそこに家を建て、結局は生家には戻りませんでした。
その人と元々の生家の運勢は良くも悪くも、運勢的に合わないのでその家から離れたと考えるのです。
これらの”住む・住まない”というのは運勢そのものだと考えてしかるべきです。
極端ですが、放蕩とか蒸発という事件性の臭いから、短命で亡くなる方を含めて、家相をみれば一発で、そこに家族それぞれの存在性や不存在性を見て取れるのです。
家相の運勢を調べるためには、そこに住む人の姓名鑑定とその家の家相(地相と家相)鑑定の2つがセットとなります。
東西南北がきっちりとあった理想の土地を見つけるのはとても難しいものです。
あくまで感覚的な話にはなるのですが、今わたしが住んでいる東京でその“土地”を探すのはとても難しいです。
東京は碁盤の目とは真逆にジグザグになっているのが基本だからです。
また部分的にはなりますが、神奈川県の横浜はその“土地”の発見率はさらに難易度があがります。山が多く土地自体が少ないうえに人口が多いので、良い土地ほどすでに埋まっているからです。
過去に横浜で何度かお客様の土地探しをお手伝いしておりますが、探すのは本当に苦労します。ですが、苦労の末にやっと見つかった時は喜びもひとしおということも加えておきます。
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