年相応
「年相応」という言葉があります。
“美しさ”とか“かっこよさ”とは、20代、はたまた60代ではその様相は全くことなります。
テレビに出る女優や俳優で華美な装飾や化粧は不格好でこちらが恥ずかしくなる人がいれば、年相応の“美しさ”を身にまとっている人もいます。
女優の「吉永小百合」さんには華美さがなく、自然体という年相応な“美しさ”が見えます。
年齢に対する抵抗感が見えないので自然体は違和感がないものですね。
逆に財力によろしく“これみよがし”の装飾の様はあまり好ましくはありません。
ちなみにこの占術でもそのように説きます。
老いる
『老いる』ことは生を全うすることであって、とても幸せなことではないでしょうか。
『老いる』ことは言うまでもなく自然の流れです。
だれもが一年に一回、平等に年を摂るのです。
しかしながら、『老いる』ことを幸せとするか、不幸せとするかは一部の運勢型によって考え方はことなります。
私の遠い親せきにあたる太宰治や、芥川龍之介の運勢型である「中広型(略称:K型)」は、とても哲学的な思考を持っています。
この運勢型はある時に、もしくは、ふと「死と生」を哲学的に考えます。
究極にそれが問いただされた時に「中広型」の運勢の中にある蛮勇思考が、もしくは四次元的な思考が手伝って、死へと到達させようと振り切る時があります。
その力が振り切れた時に彼らのように短命に終わることがあります。
一方でうつ病を原因として、自分で人生の幕を閉じる人もいます。
悲しいのですがそれは心の病気です。
病気を憎んで人を憎まずの心理にいたるのですが、そもそもそのうつ病になりやすいタテ型(略称:A型)のような運勢型があります。(うつ病患者の中にタテ型が比較的多い傾向があります。)
要するに運勢型によっては『老いる』ことを不幸せと考えるケースと、または病気で自分自身を遮断する人もいるということです。
仮に『老いる』ことが不幸せであって、その反対が幸せだと解いたとします。
極端に言えば、『短命』を“良し”としましょう。
この占いの要の考えは『継続は力なり』であって、種族保存本能という人間の本能の満喫です。
それは子孫の継続、わが子の誕生につながっていきます。
「子や孫がいて、生活力があって、健康寿命もある」これらを幸せな名前と考えます。
ではもしも『短命』を“良し”とする世界を考えてみましょう。
短命ゆえにパートナーに出会えず、子が生まれない可能性があります。
短命ゆえに子が生まれても、豊かな愛情を与える時間が短い可能性もあります。
健康があって、経済力があって、家族愛があることをかなえようとするならば、わずかな期間では到底かなえられません。
ここで一つの解として、血を継続するために『老いる』ことは幸せであると強く思うのです。
老いに対する恐怖
年はとりたくはないですが、みな年をとります。
“老い”はやがてくる死につながります。
自然に生き老人になればいつかは死を迎えます。
“老い”に対する恐怖というのは死の恐怖への価値観でありますが、その価値観は先のように名前という運勢型によって異なります。
“生き方”を図る価値観として、「太く短く」という価値観を持つ運勢からすれば、この占術の考えは違う位置にあるでしょう。細くても「長く」であれば、この占術の考えに合致するところがあります。
この占いが“最良”とする運勢は長寿相の要素があります。占術的な統計として長生きしやすい傾向があるということです。
この占いでは病気は性格が極めて大きな原因の一つだと考えています。
長寿相のその運勢は、ほかの運勢と比べると頭脳がバランス型であるがゆえに、どこかで脳や臓器にストレスや負荷などをセーブするように肉体的な負担が少ないところが見受けられます。
この占術がねらうのは、ねがうのは、ただの長生きではなく健康寿命の長さです。
命名および改名では必ず、その長寿相の運勢をお名前にお付けします。
今日はいつかくる、またはすでにある『老いる』ことについて、皆さんに考えて欲しいと思います。
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