姓名判断の魂ゆら占い

１００人中１人

家族で良くないニュースを一緒に見た時、わたしの、小学生の子供（一応、下の幼児の子にも）に注意喚起の意味を込めて、「１００人いたら１人の悪い大人がいて、その人が迷惑をかける」と話をしたことがあります。
それは絶対じゃないけど、全員じゃないけど、そのような社会構造かもしれない、というニュアンスとしてです。

樹門流姓名判断では名前から運勢型を割り出すことができます。運勢型とは運勢の器のようなもので、性格・使命・因縁・出生順位、総括された運勢が集約されています。そして、名前によって運勢（型）は皆、異なっています。

順序型（G型）

その運勢型の一つに、『順序型（略称：G型）』なる運勢があります。
性格的な特徴は相手に順応、社会に順応します。頭脳はバランス調整型で、組織の中でマイルドかつ円滑に物事や仕事を進めようとします。

その組織全体に荒波が立ちそうなものなら、海岸の護岸用にあるテトラポッドのように、波の防壁となって波を沈静化できるような性格を持っています。
会話をしていると心地がよいやすらぎ的なものを感じます。

樹門流姓名判断で運勢型は、『順序型（G型）』のように隔世遺伝で伝わった運勢と、それ以外に父母からの伝わった直接遺伝という、上部と下部のように二部で遺伝は構成されていると考えてください。

その下部にあたる直接遺伝の影響によっては、冒頭の話でいう１００人ではなく、「２００人か３００人くらいいたら一人の悪い大人」になる確率はあるものの、順序型の総合評価は自然体でバランスがとれた良い人です。

父母からの直接遺伝もバランスがとれていれば、順序型は全てが継続する運勢の代表格の運勢型になります。
ちなみに究極の運勢転換方法である「改名」はこの順序型をお付けいたします。

新聞記事

2018年12月19日日経MJ新聞の二面に「創業300年を誇る奈良の会社で13代も続く創業家以外から初となる血縁関係のない社長が誕生」という記事がありました。
それは私にとっては興味深い内容でした。

会社名は『中川政七商店』。
和を基調としたような生活雑貨を中心とした企画・製造・卸の事業を行う会社です。何度かグッドデザイン賞をとっています。
その会社に7年前に入社された“千石あや”さんが創業家以外から初の（14代目）社長となったという内容です。おまけに初の女性社長でもあります。

先代社長からの打診に「最初はどうやって断ろう、どうしたらあきらめてくれるかばかりを考えていた」らしく、紙面上からも謙虚さが垣間見えます。

13代目の先代社長から評価されたその理由は、「コミュニケーション能力とバランス感覚」だそうです。
就任は今年の三月なのでがんばっていただきたいですね。（あと、私と同い年なのでがんばって感が強いです。）

千石さんの運勢

実は、樹門流姓名判断で千石さんの名前を解くと『順序型（G型）』となります。
先代社長が白羽の矢をたてた理由の「コミュニケーション能力とバランス感覚」の高さは、これこそ『順序型（G型）』の真骨頂です。
また、４０代からエンジンが始動するという事実内容も、彼女をして順序型の特徴をなぞっていただいている感覚があります。

運勢の理由

運勢は遺伝で伝わると解きます。遺伝は肉体情報だけではなく感情も遺伝します。
『順序型（G型）』という運勢も同様に遺伝によるものです。
実際に千石さんであれば、彼女の父方の祖父、および母方の祖母はある年齢の時に、なんかしらの問題を解決できずにひたすら忍耐せざるを得ない状況があったとみます。

その中で祖父も祖母も「自分が客観的に判断できないから（困難になった）」「総合的な頭脳じゃないから（困難になった）」と自分の能力に限界を感じながらも真摯（しんし）に生きました。

父や母を介して伝わった遺伝内容は、（遺伝子が生き残る術として）総合的に判断できる頭脳、客観視ができる頭脳を持って世に挑むことを千石さんに託します。
その結果が彼女の性格「コミュニケーション能力とバランス感覚」につながるのです。

補足

千石さんのことは一方的に記事を読んだだけです。
ひょっとしたら占いにご興味がないかもしれず、千石さんが今後この記事をご覧になられるかわかりません。
しかし、『順序型（G型）』の方が記事やテレビで活躍されるのを拝見すると、勝手ながらもたいへん誇らしいと感じてしまうのです。

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