姓名判断の魂ゆら占い

姓名判断的 ひとりでも生きていける人~自活運 最強説~

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鑑定中にふと思うこと

鑑定で運勢を説明する際、思うことがあります。
それはもし自分がその運勢型である場合、ただただリスクである運勢として脅威に感じる場合と、最初からこの運勢に生まれたらまた違う人生だったかもしれないと、やや羨望(せんぼう)に近い感覚を持つ運勢があります。
今回はふと感じる時がある脅威と羨望が同居する運勢型についてです。(ちなみに運勢的には家の継続性・バランス性の観点からは良くはありません。)

運勢の組み合わせ

運勢は遺伝でなっています。名前を紐解けば、その構成から運勢のパターンがわかり、そのパターンは12の運勢(隔世遺伝)に分けられます。その12の運勢は父方と母方の二系統が存在します。
父方と母方もそれぞれ同じ運勢をもらう場合もあれば、父方と母方でそれぞれ異質な運勢をもらう場合があります。

たとえば、感覚には頼らずに目に見えるものだけを信じる頭脳のA型(タテ型)に対して、感性の頭脳で物事を感覚で理解ができるB型(斜め型)。
父方と母方の運勢で、それぞれが真逆の頭脳や性格となるので、その人は異質な運勢をもちあわせていることになります。

二つの系統(の運勢)が同じであれば、純粋に一つの運勢(A型なりB型)について丁寧に話す形となります。反対に例でお話した通り、異質な運勢を持ち合わせている場合、「あなたはプラスです。そしてあなたはマイナスです。」という説明では矛盾を生じます。
したがって異質な運勢を持ち合わせている人の鑑定では、「この場合はプラスになって、その場合はマイナス」というように、占い師の頭の中では複数の運勢を交差させてパッチワーク処理をする必要がでてきます。

運勢の完成

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一般的に個性は、5歳や6歳ともなれば大方が出来上がります。実際に個性がほぼ完成するためには10年の歳月を待たなければなりません。
個性、すなわち性格、さらに運勢は3歳で33%、6歳で66%、9歳では約99%、そして10歳で100%を確立するようになっています。
それ以外の要素としては環境や知識、社会性が加わり「大人」になっていきます。
人格形成を担うのはほとんどが名前(運勢)であるといっても過言ではありません。

超異質的な運勢の組み合わせ

総称として『自活運(じかつうん)』とよばれる運勢があります。
これはさきほどの異質の運勢より、さらに異質性がある運勢型同士が合わさった時に使われる名称で、運勢的には自分一人で完結させる人です。
自分一人でもたくましく生きていける人であって、決断力に優れ、仮に恋人や配偶者がいてもワンマン主義で相手に相談せずに自分で答えを出します。

自活する・できる運勢

『自活運』の人は※家三代の興亡の三代目にあたります。
三代目とは家(その姓)が継続するか、それとも家が絶える代である「絶家代」かにあたる瀬戸際の代です。

実際には『自活運』の人は「絶家代」に該当することが多く、中には生涯独身やマイノリティーの方にも見られます。
運勢的には、仮に結婚をして相手がいても相手は不要の状況になります。ですから結果的にはパートナーは一緒に居てもさびしい思いをします。

さて、その『自活運』の人はどのような人物像なのでしょうか。
共通項は次の通り。

  • 能力に秀いで仕事が非常にデキる。
  • 異性交遊が激しい or 異性交遊が全くない
  • 特異な存在感

良い意味でも悪い意味でもとても密度の濃い人生を送ります。

『家三代の興亡』の法則
どんなに栄えた家でも、丸三代過ぎると斜陽します。「初代」は苦心して財産を残しても、「二代目」はその財産が徐々になくなり、三代目では初代が築いた財産を食いつぶします。愛情面も同様に直系が三代目で途切れやすくなったり、子供ができなかったりと、すべてにおいて三代を周期に浮き沈みがあるというすべての家にあてはまる厳粛な法則です。名前で何代目かがわかります。

自活運の偉人・有名人

偉人でいうと日本の資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一は『自活運』の人です。彼は約500の企業の設立に関わったといわれるので、バイタリティや能力も人並み以上に優れていたはずです。
また、彼は寿命(91歳没)もあり、三人の妻に、子沢山という彼の生命力、これらすべての要素から『自活運』のパワーを感じます。

他に自活運の人を挙げますと。
「大村益次郎」明治維新の官軍を指揮した軍略家。
「毛沢東」中華人民共和国の建国者。
「黒澤明」日本の監督。外国の監督に多大な影響を与えている世界のクロサワ。
『自活運』の人は人生経験として人の何倍も生きたような生き様を遂げることがあります。
その他には北条政子、源実朝、足利義昭、太田道灌、観阿弥、柴田勝家、島津久光、近藤勇、山縣有朋、東條英機、石原慎太郎、津川雅彦、高倉健、宮﨑駿。そうそうたる顔ぶれです。

ある女性の物語
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最後に、『自活運』の女性のある一つの物語です。
幼少時から意志が強く堅く、くじけずに絶対に折れない性格を持ち、クラスではリーダーとしてお友達の女の子を束ねる中心人物。また、頭の回転が速く、お友達と比較すると年齢よりはるかに精神的に大人びている。
クラス内では彼女がブームを作り、けん引し、また新たなブームを作る。強い影響力で友人たちを取り巻き続けていく。そして中学・高校になるにつれて、性格はさらに強固になって、社会に出てからも一目を置かれ、社会経験を経たのちに会社のリーダー格として活躍する。

「(男性よりしがらみがたくさんある)女性であるのがもったいない」と思わせるほど、能力にも優れ、男勝りで、連れ添う男性は極端に優しい、お婿さんのような存在の男性とお付き合いをし、結婚をする。自身の家は女性が軸になって家をささえる女系代であって、パートナーやそのパートナーの家も女系で相性が生じた。妻である女性が主人で働き、夫が主夫(しゅふ)になって家事をして家を支えていく夫婦関係を築きました。

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